【受付終了】アンドレア・パラディオと近代欧米建築デザイン|比較住宅都市研究会(2019/04/15|東京)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

[概要]
◎開催日時:2019/04/15 18:30~20:30
◎会場: 首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室 渋谷区宇田川町12-3
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2PHrU6C

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日時

2019年4月15日(月)18時30分~20時30分

報告者

戸谷英世氏(特定非営利活動法人 住宅生産性研究会理事長)

場所

首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室(渋谷区宇田川町12-3)

会費

1000円(会場費、資料、飲み物、研究会後の懇親会などの費用として利用します)

詳細・申込み

http://bit.ly/2jmdUMV
※参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、前日までにあらかじめEメールで、氏名、所属をご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。

要旨

パラディアン様式ほど欧米の建築設計に大きな影響を与えたものはなく、その原点になるアンドレア・パラディオの建築を見なけらばと考え、やっとその機会を得て、10日間でヴィチェンチャ、パドバ、ヴェネチアを駆け足旅行をし、その後、旅行では分らぬことを、文献を10冊以上買い漁り検討いたしました。その中にはゲーテの『イタリア紀行』やその紀行を参考にした建築歴史家の紀行もあり、パラディオの偉大さを改めて感じました。私の見学の基本的スタンスは、西欧におけるルネサンス運動との関係で西欧建築を理解することにありました。上っ面を見ただけの見学旅行でしかなかったかもしれまさんが、わが国ではあまり検討されていない欧米の建築思想と建築デザインの基本に触れることができたような気がします。研究会では、アンドレア・パラディオが世界の建築に大きな影響を与えてきたことを紹介します。ギリシャ、ローマ神話、キリスト教と聖書の話など、西欧文化を楽しむ旅行の仕方のお話もしたいと思っています。

講師紹介

1962年名古屋工業大学建築学科卒業、同年建設省住宅局に入省、公営住宅、住宅地区改良法当の住宅行政、建築基準法の第5次改正を含む建築行政、建築士法行政を担当、プレハブ住宅教育制度の創設、枠組み壁工法の建築基準法告示の作成と2×4工法のオープン、木造構造協会(住木センターの前身)の創設、インドネシア共和国公共事業省及び都市開発公団で都市開発計画を担当、愛媛県及び大阪府で住宅建築都市行政を担当、住宅都市整備公団で都市開発調査を担当、建設省建築研究所で研究管理を担当、国土開発技術研究センターで住宅都市調査を担当、その間、東洋大学で不動産学の非常勤講師を担当(25年間の官僚人事) 1988エー・ビー・シー開発でSVビレッジ等の輸入住宅建設及び輸入建材輸入を担当、神戸インターナショナルハウジングフェアー(KIHF)の開催を担当、NPO法人住宅生産性研究会(HICPM)を創設し、NAHB(全米ホームビルダー協会)のCMテキスト翻訳と同協会との相互友好協力協定を締結し、技術移転セミナーを工務店に対し開始。その後米国の住宅産業の調査研究を行うとともに毎年5回程度訪米し、新たな調査を行う一方研究した内容確認を行ってきた。その中で、1980年代に入り米国の住宅産業がニューアーバニズムにむけて大きな転換を示し、「住宅による資産形成」を実現する軌道が引かれた技術を日本国内へ「サステイナブルコミュニテイの実現」という方向で具体的な工務店による宅地開発として技術移転を行ってきた。