【受付終了】区分所有制度の国際比較

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年2月14日(水)18時30分~20時30分
  • 会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3
  • 参加費:1000円 ネット参加600円
  • 詳細・申込:http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

内容

「建替え」は、日本が発明した制度であり、ヨ-ロッパやアメリカでは「建替え」は存在しない。ただ、この制度は、韓国や中国の法制では継受された。それでは、欧米では、老朽化したマンション等の区分所有建物の「終末」について法制上どのように考えているのか。また、現在、日本では、区分所有法の改正等の審議がされているが、韓国や中国を含む極東アジアのマンション等の区分所有建物の「終末」は、どのようになるのか。これらにつき、私からパワ-ポイントを使って話題提供をし、それにつき討論したい。

講師

鎌野邦樹氏(早稲田大学法務研究科教授)
1953年生まれ、早稲田大学法学研究科単位取得退学後、千葉大学教養部講師・法経学部教授・法科大学院教授を経て、2007年より早稲田大学法科大学院教授。現在、法務省法制審議会、国土交通省にて立法作業等に関与。日本マンション学会前会長、日本土地法学会会長。著書として、『マンション法案内 第2版』勁草書房(2017年)、稻本洋之助・鎌野邦樹『コンメンタ-ル マンション区分所有法 第3版』日本評論社(2015年)、鎌野邦樹編著『マンション区分所有法制の国際比較』大成出版(2022年)等がある。なお、私のための古稀記念論文集として、山野目章夫ほか編著『マンション区分所有法の課題と展開』日本評論社(2023年)が刊行された。