【受付終了】高蔵寺ニュータウンの現況と課題 | 比較住宅都市研究会(2019/03/29|東京)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

[概要]
◎開催日時:2019/03/29 18:30~20:30
◎会場: 首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室 渋谷区宇田川町12-3
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2A8ixCe

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■比較住宅都市研究会
高蔵寺ニュータウンの現況と課題

高蔵寺ニュータウン(KOZ)は、わが国の高度成長期初頭に3大ニュータウン(千里ー近畿圏、多摩ー首都圏、高蔵寺―中部圏)のひとつとして華々しく登場した。中でもKOZは、ワンセンターシステムと、そこから伸びるペデストリアンデッキ等のコンセプトでユニークと注目されたが、現在は(他のニュータウンと同様に)少子・高齢化し、人口も目標に届かず減少し、衰退への途を進めている。
話者は、愛知工業大学に赴任することになって、それならと(マスタープラン作成に関わった身として)KOZに居住。定年までの30年+その後の(立て直しの)10年と計40年間、KOZの変遷を生活しながら見守った。KOZの抱える問題は、ニュータウン一般の問題でもあり、わが国の”まち”が抱える問題とも通底するところがあるので、参加者と議論が出来たら幸いと考える。

日時

2019年3月29日(金)18時30分~20時30分

場所

首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室(渋谷区宇田川町12-3)

会費

1000円(会場費、資料、飲み物、研究会後の懇親会などの費用として利用します)

詳細・申込み

http://bit.ly/2jmdUMV
※参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、前日までにあらかじめEメールで、氏名、所属をご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。

講師

曽田 忠宏氏(元愛知工業大学建築工学科教授)

1936年東京生まれ。国民学校で軍国主義を叩き込まれ、1945年、3年生の時、終戦。教科書の墨塗りを経験。民主教育への180度転換に”権威”に幻滅を抱く。中学の時の図工の先生の影響でデザインに興味を持つ。ボザールの系列と言われた横国大建築に進むも、ここでも幻滅を感じ、友人たちと共謀して、東大大学院へ(建築計画吉武研。隣が都市計画の高山研)。ここでKOZとの縁が生まれる。つくば研究学園都市計画にも関わる。助手時代に東大闘争(助手共闘の端くれ)。吉武先生はつくば大副学長に転出、愛工大に赴任しKOZに居住することに。あれやこれやで30年。KOZの衰退を見て、NPO高蔵寺ニュータウン再生市民会議を設立。理事長で10年。成果上がらず。傘寿となり、家族に要請されて東京に撤収。自称”まちづくり屋”。