『建具の手がかり』出版記念イベント@京都 「建具談義 Vol.1:建具と構え」 <ゲスト>木村吉成+松本尚子

主催 学芸出版社(協力:木村松本建築設計事務所)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:11月16日(土)18:00~20:00
  • 会場:木村松本建築設計事務所(旧本野精吾邸)
    〒603-8346 京都府京都市北区等持院北町58-1
  • 参加費(現地でお支払い):
    ・一般・・・1000円
    ・学生・・・500円(学生証をご提示ください)
  • 定員:40名
  • 詳細・申込:https://forms.gle/dh9TJVsyqJ3R4NqR9

内容

建具を活かした設計を行う建築家・藤田雄介さんによる著書『建具の手がかり』。
巨匠から若手までの26作と著者自身による13作を、「建具」を切り口に充実の図面・写真とともに紐解いた1冊です。
この刊行を記念してトークイベントを開催します。

出演は、著者の藤田雄介さんと、建築家の木村吉成さん・松本尚子さん(木村松本建築設計事務所)。木村松本さんの作品は、本書第2章「構え」にて「house/studio O+U」を取り上げています。
建築の骨格としての「構え」、そして建具の在り方により、街との関係性をつくる「構え」。建築の内外をつなぐ多様な工夫について、実作をもとにお話しいただきます。

イベントは、木村松本建築設計事務所として現在利用されている名作・旧本野精吾邸(通常非公開)を会場として開催します!
みなさまのご参加をお待ちしております!

「建具談義」シリーズについて:藤田雄介さんより

拙著『建具の手がかり』では、近現代の住宅を中心とした建築の建具・境界にフォーカスして、それらの建築の別の解釈や見方を探っていきました。この本の出版イベントを開催していくにあたり、本とは別のかたちで建具を中心とした話をしていきたいと思いました。そこで「建具談義」と題して、本では取り上げられなかった建具と建築の話を、建築家や研究者や組織事務所の設計者、建具メーカーやハウスメーカーの方々や職人さんなど、多彩なジャンルの皆さまと建具を起点にさまざまな話を展開していきたいと思います。
開催は断続的に、場所は東京や京都以外でも行いたいと考えてますので、是非お声掛けください。

ゲストプロフィール

●藤田雄介(ふじた・ゆうすけ)
1981年兵庫県生まれ。日本大学生産工学部建築工学科卒業、東京都市大学大学院工学研究科修了。手塚建築研究所を経て、2010年Camp Design inc.設立。現在、東京都市大学、日本大学、工学院大学、東京電機大学非常勤講師。
主な受賞歴に「花畑団地27号棟プロジェクト」でUR団地再生デザインコンペ最優秀賞、住まいの環境デザインアワード優秀賞、「ジャジャハウス」でSD Review 2022入選、「傘と囲い」で日本建築学会作品選集などがある。

●木村吉成(きむら・よしなり)
1973年和歌山県生まれ。大阪芸術大学卒業後、狩野忠正建築研究所を経て、2003年に木村松本建築設計事務所を共同設立。現在、大阪芸術大学准教授。

●松本尚子(まつもと・なおこ)
1975年京都府生まれ。大阪芸術大学卒業後、2003年に木村松本建築設計事務所を共同設立。現在、京都芸術大学准教授、大阪公立大学非常勤講師。

主な受賞に、第33回JIA新人賞、第4回藤井厚二賞、第33回吉岡賞、第12回JIA関西建築家新人賞、第3回JIA東海住宅建築賞など。