【受付終了】比較住宅都市研究会 | ルワンダの住宅建設から見る国際開発業界(2018/11/20)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

[概要]
◎開催日時:2018/11/20 18:30~ 20:30
◎会場: 首都大学東京/旧都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2jmdUMV

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日時:2018年11月20日(火)18時30分~20時30分
テーマ:ルワンダの住宅建設から見る国際開発業界
報告者:庄ゆた夏氏(セラキュース大学建築院准教授、General Architecture
Collaborative 代表)
要 旨:
ルワンダは国際援助金受領大国で、援助金は国の予算の40%に上ると言われる。
1994年の悲劇後に飛躍的な発展を遂げ、アフリカ大陸内で安全性や起業のしやすさ、ジェンダー平等などが最高と謳われ、投資・寄付・観光対象として人気である。そのお陰で美しい建物が建てられ、民主化教育等のために多額な寄付が寄せられているが、低・無所得者用の住宅は非常に不足している。大手NGOやCSR(企業の社会的貢献)が、住宅よりも、規模が大きな公共施設の建設を重視するためだ。しかし表現の自由が限られているルワンダでは、プライベートな住宅こそが自らの思いを語れる空間になる。北の欧米感覚の建物を要求するNGOと近代化をアピールする政府、低所得農民との間に挟まった建築家が学んだ国際開発業界の中での住宅建設事情を報告し、議論したい。

講師のプロフィール:
1972年、東京都生まれ。1996年米国ロード・アイランド・スクール・オブ・デザイン、ランドスケープ・アーキテクチャー学科卒業、2005年ハーバード大学建築学修士修了。戦災後や震災後の復興事業や貧困地域における国際開発業界の中での建築の役割に関心があり、1994年虐殺後のルワンダや2011年東日本大震災後の東北を研究してきた。2008年よりNY州セラキュース大学建築院勤務、現在准教授。同年、非営利建築事務所General Architecture Collaborative 設立、代表。ルワンダ・マソロ村の人々と低価格住宅の建設に取り組む。GAC の主な作品にマソロとジャバナの家、マソロ・ヘルス・センター、ケート・スペード・ニューヨークのマソロ村工場、ジャバナ幼稚園校庭など。論文に「Looking Like Developed: Aesthetics and Ethics in Rwandan Housing Projects」(2014)、「Fukushima Dark Tourism」(2016)、「Darker Side of Engagement」(2018)他。

会場:首都大学東京/旧都立大学同窓会 八雲クラブ
ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室
渋谷駅 徒歩5分 渋谷区宇田川町12-3 電話 5489-8123
(地図はホームページhttp://bit.ly/2xlIoIU.
html参照)
参加費:1000円(会場費、飲み物などの費用として利用します) 学生500円
*参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、あらかじめEメールで、氏名、所属、メールアドレスをご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。

問い合わせ・申込み先:比較住宅都市研究会事務局 海老塚良吉
E:mail:ryou.ebizuka@nifty.com ホームページ
http://bit.ly/2jmdUMV

◎関連書籍◎
『建築・都市のプロジェクトマネジメント』
山根格 著
創造性を高め事業性を上げる建築・都市とは
http://bit.ly/2OEJMxN

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