個人のアイデアで街を変える ~アムステルダムから学ぶ、東京のまちづくりと水辺の可能性~
主催 | 旅するうなぎのねどこ |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025年10月3日(金)18:00~19:30(懇親会19:30~21:00)
- 会場:芝浦工業大学豊洲キャンパス 本部棟3階2304号室(集合場所:本部棟1階エントランス 17:40(現地にスタッフが待機します/セキュリティのため、集合後、一緒に教室まで移動します。ご協力下さい。)
- 参加費:
- クロストーク:1,000円
- クロストーク+サイン入り書籍付き:3,500円
- 懇親会:4,000円
内容
自らの力で国土をつくりあげ保全してきたオランダ人は環境意識が高く、フレキシブルな思考力とスピーディな実行力に長けています。アムステルダムは2000年代以降、建築家やクリエイター、市民らが始めたサーキュラー・エコノミー、リジェネラティブ・デザインの先進地でもあります。そんなアムステルダムでは、個人のアイデアがどのように人を動かし街を変えているのでしょうか。
20年以上オランダ・アムステルダムを拠点に活動し、市民活動の延長にあるデザインに取り組んできた建築家・根津幸子氏の著書「アムステルダム ボトムアップの実験都市」の出版記念トークイベントを開催します。亀島川・日本橋周辺・佃島など東京の水辺再生活動をしている皆川典久氏・岩本唯史氏・志村秀明氏とともに、「住民の暮らしを中心に据えた」水辺活用の可能性をクロストークセッションで考えます。
■登壇者プロフィール
・根津幸子
オランダ建築登録建築家。オランダ政府奨学生としてベルラーヘ・インスティテュート修了。2002年アムステルダム拠点でUrbanberry Design主宰。スタートアップの開催主旨づくりを得意とし、建築、インテリア、まちづくり、都市計画などのプロジェクトに関わる。
・皆川典久
2003年に東京スリバチ学会を設立。東京特有の凹凸地形に着目し、まち歩きを通じて観察と記憶を続けている。タモリ倶楽部やブラタモリに出演し今日の「地形ブーム」を牽引。著書に『東京スリバチ地形散歩』(宝島社)など。
・岩本唯史
建築家。一級建築士。国交省のミズベリングプロジェクトのディレクターを務めるほか、全国の水辺の魅力を創出する活動を行い、和歌山市、墨田区、鉄道事業者の開発案件の水辺、エリアマネジメント組織などの水辺利活用のコンサルテーションなどを行う。横浜の水辺を使いこなすための会員組織、「水辺荘」の共同設立者。
・志村秀明
芝浦工業大学建築学部教授。博士(工学)、一級建築士。1968年生まれ。専門は、まちづくり、市民参加、都市計画。主な受賞:日本建築学会奨励賞(2006年度)。主な著書:『東京湾岸地域づくり学』(鹿島出版会、2018年)。
■企画モデレーター
・田邊寛子
まちひとこと総合計画室。建築系まちづくりコンサルタント。景観デザイン、コミュニケーションデザインが専門。与那国や葛飾柴又などで、地域資源を生かした地域計画策定や住民参画型のまちづくり支援を行う。ゲリラ的コミュニティデザイン実践の場として空き家活用した品川宿うなぎのねどこを経て、徳之島ARTfarmみぃ~ぬやを運営。
・柴田直美
独立系編集者。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。 建築雑誌「エーアンドユー」編集部を経て、オランダにてグラフィックデザイン事務所thonik常駐(文化新進芸術家海外研修制度)。芸術)にてフランスにおける建築関連のアーカイブと展覧会施設について滞在研究。