新型コロナウイルスの影響でイギリスの建築家の45%が所得減に直面 先行きに対する精神的影響も

  • 王立英国建築家協会が1000人の建築家を対象に実施した調査で、イギリス国内の建築家の45%が、新型コロナウイルスの混乱により所得減に陥っていることが判明した。
  • 回答者の約8割がプロジェクトの遅延を明らかにし、3分の1以上は完全な中止に直面。59%が仕事量の減少を訴え、また57%はキャッシュフローが低下していると回答した。資金に余裕があると答えたのは1%に留まり、45%は所得減に。33%はイギリスの歳入関税庁(HMRC)に納税期限の延長を申請する検討を行っている。
    なお、8割以上が現在、在宅勤務を行っているが、家庭の混乱が仕事に影響を与えていると答えたのは3分の1程度にとどまった。一方、孤独感や先行きの不透明感に対するストレスについては、23%が精神的な負担を感じていると回答している。
  • 同協会は、建築家の所得を守る施策について政府に働きかけているほか、在宅勤務を迫られているスタッフに機器設備を貸与する取り組みを助成するよう求めている。

詳細

Coronavirus “disaster” sees 45 per cent of architects lose income in UK

2020/04/07/dezeen

https://www.dezeen.com/2020/04/07/coronavirus-architects-lost-income-uk/

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公開日:2020/04/08/最終更新日:2020/12/03
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