【受付終了】建築物の水災害対策|GRIPS・BRI共催シンポジウム

主催 政策研究大学院大学
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

2019年の台風19号における高層マンションの受変電設備の冠水によるエレベーターや給水設備等のライフラインが使用不能となる被害、2020年の7月豪雨における高齢者施設や市街地の広範囲にわたる浸水による甚大な人的被害や建物被害の発生など、近年、水災害の激甚化がみられる中で、建築物における水災害対策が重要となっています。本シンポジウムでは、国内外の取組みや技術の動向等について情報交換し、今後取り組むべき課題について考えます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【日時】

2021年2月17日(水)13:30~17:00

【会場】

オンライン(定員500名)

【言語】

日本語/英語(同時通訳)

【主催】

国立大学法人政策研究大学院大学、国立研究開発法人建築研究所

【プログラム】

進行役:菅原 賢(政策研究大学院大学 教授)
13:30 主旨説明 江田頼宣(建築研究所 住宅 ・ 都市研究グループ長)
13:40 講演及びパネルディスカッション モデレーター:木内 望(建築研究所 主席研究監)

◇基調講演(13:40 – )

・洪水にレジリエントな建築 ・ 都市への再生に向けて

エドワード・バースリー(The Environmental Design Studio 創立者兼理事長)
建築における環境デザインの専門家であり、コミュニティや建築環境の回復力を向上させるための戦略の開発に特に関心を有する。世界中の洪水会議やイベントで定期的に講演を行っており、2018年には「Designing for Flood Resilience」というセミナーで、洪水に関する英国王立建築家協会(RIBA)の全国的なCPD(継続的職能啓発)講座シリーズを運営。実務と並行して、洪水に強い建築とリスクのコミュニケーションについて、ケンブリッジ大学の博士課程での研究や、多くの研究評議会の資金提供を受けた研究に関わる。過去4年間、英国王立建築家協会(RIBA)のために執筆し、今年出版した著作が、「Retrofitting for Flood Resilience; A Guide to Building and Community Design」である。

◇講演(14:20 – )

・建築物の水災害対策 背景、必要性と可能性

木内 望(建築研究所 主席研究監)

・建築物の洪水被害の実態にみる建築物の水災害対策のあり方と課題

田村和夫(建築都市耐震研究所 代表)

・戸建て住宅の被災対応の現場からみた修復の課題

長谷川順一(たてもの修復支援ネットワーク 代表)

・建築物におけるBCP・LCPの観点からみた建築物の水害対策と課題

山海敏弘(国土技術政策総合研究所 シニアフェロー)

・流域治水における建築物への期待

瀧健太郎(滋賀県立大学 准教授)

・近年の住宅・建築行政における水害対策の取り組み

今村 敬(国土交通省住宅局建築物防災対策室長)

◇パネルディスカッション(16:00 – )

今後の建築物の水災害対策について

17:00 閉会

【参加費】

無料(事前登録制)

【お申込み】

https://zoom.us/webinar/register/WN_D4pYx8PlRdur2r4fMn-bZg

【詳細】

https://www.grips.ac.jp/jp/events/20201225-6850/
https://www.kenken.go.jp/japanese/information/information/press/2020/509.pdf

【連絡先】

政策研究大学院大学(E-mail:grips.dms@gmail.com)