大原美術館がコロナ禍で開館継続困難に クラウドファンディングによる支援を募集
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- 岡山県倉敷市の美術館・大原美術館がコロナ禍によって開館の継続が厳しい状況であることを報告し、クラウドファンディングで支援を求めている。
- 企業や行政によらない民間の美術館である大原美術館は、運営経費の約8割を入館料が担っており、その維持には最低でも年間30万人の来館が必要になるが、今年はコロナ禍の影響で例年でいうハイシーズンに休館を余儀なくされたうえ、今後も入館者数制限などが必要となるため最多でも約5万人しか来館できない見込み。2020年が開館90周年記念だった本館は、2つの大型特別展示、その他展覧会やイベントがほとんど中止になった。
- クラウドファンディングのリターンは、「VR鑑賞体験」「招待券」など金額ごとに複数用意されている。倉敷の歴史に深くかかわり、重要な観光拠点である本館。フィギュアスケーターの高橋大輔さんやアーティストのヤノベケンジさんらも支援に賛同するメッセージをおくっている。
詳細
一般公開なくして大原美術館ではない。作品との出会いを守るご支援を。
(2020/10|大原美術館)