都市環境デザインセミナー「大阪の埋め立ての進展とその環境」(12.17大阪)

◎2012年度第9回都市環境デザインセミナー

   大阪の埋め立ての進展とその環境
       〜江戸・明治期を中心に〜
          上甫木昭春、田原直樹、柴田 祐
                      12.17/大阪

http://www.gakugei-pub.jp/judi/semina/s1212/index.htm

趣旨
 大きな河川の下流部では、上流から運ばれた土砂が堆積し、浅瀬や洲をつくっていく。こうして埋まったしまった港も各地にみられる。大阪ではこうした川の堆積作用を逆手にとって埋立地が造成された。
 本格的な埋め立ては、17世紀のはじめに新田開発という形ではじまった。
 埋め立てはその後250年かけて行なわれ、現在の大阪市域の25パーセントを占めるまでになったのである。
 この埋立地のはじめのころの環境はどのようであっただろうか?
 そしてそこにどのように人が定着し埋立地を利用していったのだろうか?
 さらに、新たに生まれた土地は、大阪の都市発展とともに、新たな農業地帯と発展していった。そのようすはどのようなものであっただろうか?
 これらについて、さまざまな古地図を読み解きながら明らかにする。

・2012年12月17日(月)
・6時15分開場  6時30分開演  8時30分頃まで
・キャンパスポート大阪ルームE
 〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-400 大阪駅前第2ビル4階
・主 催:都市環境デザイン会議関西ブロック
・参加費:都市環境デザイン会議会員500円/会員外1000円/学生500円
 定員50名/申し込み先着順 終了後懇親会準備中・当日実費精算

<講師プロフィール>
上甫木昭春さん
1954年生まれ。大学院修士課程修了後、株式会社景観設計研究所、兵庫県人と自然の博物館などを経て、現在、大阪府立大学大学院教授。主な著書に、『地域生態学からのまちづくり』『大阪湾の自然と再生』など。

田原直樹さん
1953年生まれ。兵庫県立大学教授、兵庫県人と自然の博物館主任研究員(兼務)。インドネシア都市や、歴史的緑の研究、博物館マネジメントの実践を行なってきた。著書に、『神々と生きる村 王宮の都市』など。

柴田 祐さん
1971年生まれ。大阪大学大学院工学研究科助教。博士(工学)。農山村及び都市における農地などの土地利用のあり方について主に研究を行っている。著書に『都市・まちづくり学入門』『はじめての環境デザイン学』など。

○講師関連書
上甫木昭春『地域生態学からのまちづくり』
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-3180-5.htm
田原直樹ほか『神々と生きる村 王宮の都市』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4761530359
柴田 祐ほか『都市・まちづくり学入門』
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2520-0.htm
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◎2012年度第9回都市環境デザインセミナーご案内
 まちづくりの「まち医者」〜これからの専門家像を探る
                        泉 英明 11.29/大阪

・2012年11月29日(木)
・6時15分開場  6時30分開演  8時30分頃まで
 キャンパスポート大阪会議室
・詳細&申込先
http://www.gakugei-pub.jp/judi/semina/s1211/index.htm

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