2025年第32回デザインフォーラム・関西「 まちと繋がる地域副業」(2025/05/18|大阪・オンライン)

  • 日時: 2025年5月18日(日)14:00~17:00(13:30開場)
  • 会場:
  • 参加費:
    • 都市環境デザイン会議会員:500円
    • 学生:500円
    • 一般(上記以外):1000円
  • 定員:
    •  会場:60名
    • Zoom:90名
  • 詳細・申込:
    下記URLの末尾のお願いをご確認・同意のうえお申込ください。
    https://peatix.com/event/4390651/view

内容

近年、リモートワークの定着や副業解禁をはじめ、私たちの働き方はこれまでの常識から大きく変わり始めています。場所や時間に縛られず、ひとつの肩書きにとどまらない生き方を選ぶ人が増え、多様なスキルや想いを社会に活かす動きが各地で広がっています。
本フォーラムでは、本業は別にありつつも、副業として実施している「まちに新たな価値を生み出す事業」を「地域副業」と定義し、地域副業を制度として認める自治体や、実際に地域に飛び込み実践している方々のお話を伺いながら、新たなまちの担い手としての可能性、まちとの多様な関わり方の可能性などについて考えていきます。

プログラム

1)開会の挨拶・主旨説明 14:00~14:05

岸本しおり[JUDI 関西ブロック幹事/(有)ハービートプラン]

2)講演・地域副業活動紹介 14:05~15:20

①フォーラム背景説明

働き方に関する社会変化
小西 久美子[JUDI 関西/大阪ガスネットワーク(株)エネルギー・文化研究所]

②生駒市における地域貢献活動を行う副業活動の実態

荻巣 友貴 氏[生駒市役所都市づくり推進課長]

③活動紹介

相馬 美津子 氏[尼崎市役所デジタル推進課長/(一社) 尼崎家守舎代表理事]
平松 孝介 氏[大阪市高速電気軌道(株)/on:e Lab.代表]
鮫島 琢也 氏[(一社) まちづくり支援機関/ONE京橋プロジェクト プロジェクト リーダー]
小林 朗子 氏[coordination(株) 代表/西宮市産業文化局生涯学習企画課にて地域づくりコーディネーター]

休憩 15:20~15:35

3)パネルディスカッション「まちと繋がる地域副業」 15:35~16:50

パネリスト

相馬 美津子 氏
平松 孝介 氏
鮫島 琢也 氏
小林 朗子 氏

コーディネーター

石原 凌河 氏[JUDI 関西/龍谷大学 准教授]

4)閉会の挨拶

岡 絵理子[JUDI 関西/関西大学 教授]

講師紹介

荻巣 友貴 氏

生駒市役所都市づくり推進課長
大学卒業後、2003 年建設会社に入社。2016 年生駒市役所入庁(建築職)。住宅部局で空き家対策・住宅政策等を4年、人事課で採用・人材育成全般を4年、2024年より現職。カフェ兼コワーキングの運営に関わりつつ、公務員カレーを不定期で開催。

相馬 美津子 氏

尼崎市役所デジタル推進課長/一般社団尼崎家守舎代表理事
1999 年尼崎市役所入庁(建築)。市街地開発、環境政策、都市計画、住宅政策、小田地域課を経て現職。子育てが一段落したのを機に、「尼崎市職員パラレルキャリア応援制度」を活用し、一般社団法人を設立し、古民家のリノベーションと若い人の移住にちょっぴり貢献しつつ、商業施設内のコミュニティスペース運営も行っている。

平松 孝介 氏

大阪市高速電気軌道(株) (Osaka Metro)交通事業本部・都市開発事業本部所属 /のきさきあるこ運営スタッフ/on:e Lab. 代表
愛知県出身、大学入学を機に大阪へ。大学卒業後、Osaka Metro(当時民営化3年目) に入社。プライベートでは、社会人1年目より大正区三泉商店街の軒先を活用したイベント「のきさきあるこ」の運営に参画。その後、自身で商店街の空き家を賃借し、DIY にてシェアハウス「on:e Lab.」を開業。自身も住まいながら不動産管理を行う。エリア最適と敷地最適の両立に苦闘しながら、最近改めてまちに貢献することがしたいと再認識した29歳。

鮫島 琢也 氏

(一社)まちづくり支援機関/ ONE京橋プロジェクト プロジェクトリーダー
建設系プロジェクトマネージャーとして会社勤めをしながら、まちづくりを社会環境のアップサイクルと捉え、京橋を拠点に防災啓発、地域づくり、子ども支援に取り組む。NTT西日本と連携し京橋をローカルイノベーションディストリクトにするべくハブ役として活動中。

小林 朗子 氏

coordination(株) 代表/甲南大学マネジメント創造学部 非常勤務講師/西宮市産業文化局生涯学習企画課にて地域づくりコーディネーター
大学卒業後、 一般企業へ就職し、武庫川女子大学大学院生活環境学研究科にて「高齢期におけるモノ整理収納研究」修士取得。
35 歳で独立。お片付け事業を主に、地域連携や大学のフィールドワーク授業に携わる。空家の今後はお片付けの延長線上にあることから、自らも空家改修と地域連携をしながら、課題と実践に取り組み中。

石原 凌河 氏

龍谷大学 准教授
阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター研究員等を経て2016 年4月より現職。
地域再生・地域防災に関する実践的な研究に取り組んでいる。共著書に『いま、都市をつくる仕事―未来を拓くもうひとつの関わり方―』『小さな空間から都市をプランニングする』(いずれも学芸出版社) など。