3.11以降の建築・都市とエネルギーのかかわりを振り返る11冊

エネルギーをめぐる専門知はどう変わった?

2011年3月11日に発生した東日本大震災やそれに伴う福島第一原子力発電所の事故は、エネルギーをめぐる制度や政策のありように大きな変化をもたらしました。

ここでは、3.11以降に発行された、環境やエネルギーに関連する書籍の一部をご紹介。建築や都市にかかわる業界の潮流や、専門知の変遷が垣間見えます。

1.ターニングポイントで挑戦した25人の実践

『3.11以後の建築 社会と建築家の新しい関係』五十嵐太郎・山崎亮 編著

こんな人におすすめ
  • 3.11をきっかけにした建築家の試行錯誤に関心がある

2.建築とエネルギーと社会はつながっている。

『原発と建築家 僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来、 新しい時代の建築を考えた。』竹内昌義 編著

こんな人におすすめ
  • エネルギーの未来と建築のかかわりについて考えてみたい

3.設計と差別化のための知識を一冊に集約

『健康・快適なZEHのつくり方 工務店と設計者の新常識』 一般社団法人 ZEH推進協議会 編

こんな人におすすめ
  • ゼロエネルギー住宅の設計・施工方法について知りたい

4.快適にエネルギー消費を減らす住宅の作り方

『小さなエネルギーで豊かに暮らせる住まいをつくる エネルギー半減をめざす1985アクション』野池政宏 著

こんな人におすすめ
  • エネルギー効率のよい住まいのつくり方に関心がある

5.ドイツ・オーストリア・日本の脱炭素最前線

『エネルギー・ガバナンス 地域の政策・事業を支える社会的基盤』

こんな人におすすめ
  • 脱炭素社会を実現するための地域実践事例が知りたい

6.省エネ適判に備える。技術と設計のポイント

『建築物の省エネ設計技術 省エネ適判に備える』「建築物の省エネ設計技術」編集委員会 著/大阪府 監修

こんな人におすすめ
  • 建築物に求められる最新の省エネ基準について知りたい

7.ドイツに学ぶ地域経済を潤すエネルギー転換

『なぜドイツではエネルギーシフトが進むのか』田口理穂 著

こんな人におすすめ
  • 環境先進国ドイツのエネルギー政策について深めたい

8.自分たちのエネルギーは自分たちでつくる!

『エネルギーの世界を変える。22人の仕事 事業・政策・研究の先駆者たち』諸富徹 監修

こんな人におすすめ
  • エネルギー業界の新しい仕事や研究の最前線が知りたい

9.地域で自然エネルギーに取組むための教科書

『コミュニティパワー エネルギーで地域を豊かにする』飯田哲也・環境エネルギー政策研究所(ISEP) 編著

こんな人におすすめ
  • 地域主導で自然エネルギー事業を立ち上げる「ご当地エネルギー」のノウハウが知りたい

10.エネルギーのしくみを変えるビジネス最前線

『100%再生可能へ!ドイツの市民エネルギー企業』村上敦・池田憲昭・滝川薫 著

こんな人におすすめ
  • ドイツの再生可能エネルギー利用を牽引する地域密着型企業のビジネスモデルに興味がある

11.エネルギーと地域の未来を先取りする現場へ

『100%再生可能へ! 欧州のエネルギー自立地域』滝川薫 編著

こんな人におすすめ
  • 原発利用から脱することを決めたヨーロッパの国々の実情に関心がある

記事をシェアする

学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ