まちのリスクマネジメントを問う手がかりになる10冊
暮らしの足場を揺らがせるリスクのありか
地震や台風、豪雨をはじめとする天災による被害が毎年相次いでいます。同時に、交通事故や火災など、人々の営みにより密接にかかわる要因により、まちそのもののありようやそこで暮らす人の生活が脅かされる事態も少なくありません。さらに近年では、人の移動の活発化により、経済効果の一方で地域の内外で生まれる軋轢や分断への対応に苦慮するまちもみられるようになっています。今回は、そうしたまちの地盤を揺さぶる様々なリスクについて考えなおす手引きとなる書籍をご紹介します。