がくげいラボ Vol.1|”世界の建築・都市リサーチ組織の今” が気になる!
主催 | 学芸出版社 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
がくげいラボ Vol.1
“世界の建築・都市リサーチ組織の今”
が気になる!
- 日時:2016年6月4日(土)14:00~16:30(13:30 開場)
- 場所:学芸出版社3階ホール(京都市下京区木津屋橋通西洞院東入 )
- 定員:60名
- 参加費:1000円
- 懇親会:1500円(同会場にて)
- 主催:学芸出版社
- 申込:終了しました
- お問合せ:学芸出版社
- 担当:岩切/iwakiri★gakugei-pub.co.jp(※★を@に)
TEL 075-342-2600
がくげいラボは、編集部の「今これが気になる!」に答えてくれる方々をお呼びし、参加者の皆さんを交えてざっくばらんに議論したい!という企画です。
第一回目のテーマは「”世界の建築・都市リサーチ組織の今” が気になる!」。スピーカーはRADの榊原充大さんです。世界には、建築・都市計画・デザイン・アート・メディア・政治経済・地理学・法学など、多様な専門性を “もちより” 、都市を面白くする組織が多数存在します。榊原さんは彼らのような組織を、もちよりの食事を意味する言葉を用いて「ポットラック・オーガニゼーション」と呼び、その活動を調査するプロジェクトを開始されました。
ポットラック・オーガニゼーションの特徴は、多分野横断的で、大胆なデザインアプローチを持つこと。高速道路と地下鉄の交差部をオペラ劇場へと転用させたり、まちの露天商に取締りや罰則を受けない「都市の使い方」をアドバイスする冊子を配ったり、地中海の真っ只中で移民が航海途中で多く亡くなる理由を建築や都市的な側面から分析してみたり。
今回、榊原さんは国内ではあまり知られていない彼らの紹介を兼ねて、メールアンケートを実施した成果を報告します。
そしてコメンテーターには、編集者の山崎泰寛さんをお迎えします。建築家や建築業界の動向を広く取材されてきた視点から、地域に根付き、あるいはグローバルに動き、都市や建築と向き合う海外組織の特徴や日本との類似点・相違点について分析いただきます。
榊原さんはこのイベント後も、彼らがどのような思想やチーム編成、アウトプットや成果の評価方法、資金運営に支えられているのかという、いわば「生態系」に着目し、更なる調査を継続されるそうです。お二人の議論をもとに、これからの日本、そして世界の都市を面白くする協働のあり方を、会場の皆さんを交えてざっくばらんに議論したいと思います。ふるってご参加ください!
スピーカー/コメンテーター
スピーカー|榊原 充大さん
建築家/リサーチャー、京都精華大学非常勤講師、京都建築大学校非常勤講師。1984年愛知県生まれ。2007年神戸大学文学部人文学科芸術学専修卒業。2008年に日常的に都市や建築へ関わるチャンネルを増やすための建築リサーチ組織「RAD」を共同設立。建築に関する取材執筆、建築展覧会、町家改修ワークショップ、地域リサーチプロジェクトなどを実践。2015年に『LOG/OUT magazine ver.1.0 – VOLUME STUDIES 1-10』を刊行。寄稿書籍に『レム・コールハースは何を変えたのか』。
http://sakakibaratank.tumblr.com/
コメンテーター|山崎 泰寛さん
編集者、博士(学術)。京都工芸繊維大学特任専門職、京都市立芸術大学非常勤講師。1975年島根県生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科、京都大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)、書店・ギャラリーの企画運営に携わり、2007─2012年『 建築ジャーナル』編集部勤務。2013年京都工芸繊維大学大学院博士後期課程修了。2014年より現職。2002年より、藤村龍至らとメディアプロジェクト「ROUNDABOUT JOURNAL」を展開。共著書に『リアル・アノニマスデザイン ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア』『建築学生のハローワーク』『建築・都市ガイドブック21世紀』他。
プログラム
- 14:00~ イベント要旨解説
- 14:10~ 調査対象組織一覧(全143組織)
- 14:20~ 世界の組織紹介
- <例>
- raumlaborberlin(ベルリン・ドイツ)
- Forensic Architecture(ロンドン・イギリス)
- Plan Comun & On Architecture(サンティアゴ・チリ)
- 15:10~ トークセッション:榊原充大さん × 山崎泰寛さん
- 16:00~ 会場とのセッション
- 16:30~ 懇親会(同会場にて)
イベントは終了しました