交通・移動とまちづくりの変遷を知る16冊

暮らしのあり方も大きく変わる?[2021.10更新]

公共空間としての道路の活用可能性の模索やテクノロジーを活かした効率的なシステムの研究開発など、交通・移動をめぐる動向は大きな転換期にあります。

国内外の交通にかかわる基礎知識から先進的な取り組み等までをまとめた本を選びました。

1. 地方でもできる、地方だからできる!

『MaaSが地方を変える 地域交通を持続可能にする方法』森口将之 著

2. モビリティ革命からスマートシティの実装へ

『MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線』牧村和彦 著

3. 交通・ICT・地方創生関係者、必読の1冊

『MaaS入門 まちづくりのためのスマートモビリティ戦略』 森口将之 著

4.図解でわかる、安全で豊かな街路のアイデア

『アーバンストリート・デザインガイド 歩行者中心の街路設計マニュアル』

5. 政策に科学的な根拠とヒントを与える1冊

『公共交通が人とまちを元気にする 数字で読みとく!富山市のコンパクトシティ戦略』松中亮治 編著

6. 低速公共交通が持つ力と可能性を伝える1冊

『グリーンスローモビリティ 小さな低速電動車が公共交通と地域を変える』

7. 豊富な図表と実例でわかりやすく基本を学ぶ

『図説 わかる交通計画』森田哲夫・湯沢昭 編著

8.活用の方法論を国内外の多数の成功例で解説

『ストリートデザイン・マネジメント 公共空間を活用する制度・組織・プロセス』 出口敦・三浦詩乃・中野卓 編著

9.駐車場と化した広場が歩行者であふれるまで

『フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか 交通・商業・都市政策を読み解く』ヴァンソン藤井由実・宇都宮浄人著

10.日本での成功例から読み解く手引き。決定版

『モビリティをマネジメントする コミュニケーションによる交通戦略』藤井聡・谷口綾子・松村暢彦 編著

11.自治体職員、コンサルタント、市民の入門書

『建築・交通・まちづくりをつなぐ 共生のユニバーサルデザイン』三星昭宏、髙橋儀平、磯部友彦 著

12.現場で役立つホットで実践的な話題を紹介する

『実践する自転車まちづくり 役立つ具体策』古倉宗治 著

13.密度、配置、デザインの考え方と世界の事例

『駐車場からのまちづくり 都市再生のために』公益財団法人国際交通安全学会 編

14.鉄道復権の時代を拓く各地の取り組みを報告

『元気なローカル線のつくりかた』堀内重人 著

15.地方都市のコンパクト化、成功と失敗の本質

『ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか 近距離移動が地方都市を活性化する』村上敦 著

16.人間のための街路を勝ち取った闘いの記録

『ストリートファイト 人間の街路を取り戻したニューヨーク市交通局長の闘い』ジャネット・サディク=カーン、セス・ソロモノウ 著/中島直人 監訳/石田祐也、関谷進吾、三浦詩乃 訳