パブリックライフ

パブリックライフ 人とまちが育つ共同住宅・飲食店・公園・ストリート
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内容紹介

賃貸、飲食、公共の常識を変える大家の実践

賃貸住宅、飲食店、公園、ストリートの業界常識を変えてきた「ま ちの大家」の10年以上にわたる濃密な活動。住人と大家が共同で営む「青豆ハウス」、地域の食生活を支える「都電テーブル」、まち再生の起点となった「南池袋公園」、愛のある大家を育てる「大家の学校」などで実践してきた「パブリックな日常」のつくりかた。


青木 純・馬場 未織 著
著者紹介

本書の企画当時、青木純さんは「顔の見える公共」という話をよくされていました。自身のフィールドである賃貸住宅、飲食店、公園、ストリートを「小さな公共から、大きな公共まで」と等価に語る思考も独特でした。「まちの大家」という職能があるとすれば、きっとこんな生き方なのかもしれません。
編集担当M
編集担当M
体裁四六判・368頁
定価本体2400円+税
発行日2024-04-10
装丁小栗直人
ISBN9784761528904
GCODE5691
販売状況 在庫◎
ジャンル 公共空間/不動産活用・リノベーション
目次著者紹介レクチャー動画関連イベント関連ニュース

はじめに

1章 大家という仕事をひらく―高円寺アパートメント、大家の学校

1 家と人の関係を変えるために大家業へ飛び込む
2 大家業を変革するマインドセット
3 高円寺アパートメント:持たない大家業に挑戦する
4 大家の学校:愛のある大家を育てる
5 大家として大切にしている、六つの向きあい方

INTERVIEW|宮田サラ「住人と大家をつなぐ“女将”が育むコミュニティ」
INTERVIEW|漆原秀「自分たちの手でまちを動かすマイクロデベロッパー」

2章 家をひらく―青豆ハウス

1 大家業の未来を賭けた土地
2 集まって暮らす価値をデザインする
3 無理せず、気負わず、楽しむ暮らしぶり
4 地域とつながりあって暮らす
5 8世帯の住人たちと、8倍濃い人生を送る
6 地域が幸せでごきげんな日常を営む

INTERVIEW|佐々木絢×青木千春×刀田智美×葉栗幸恵「7世帯が“ちょうどいい湯加減”でともに暮らせる理由」

3章 飲食店をひらく―都電テーブル

1 飲食店は幸せを生みだす現場
2 まちの“もうひとつの食卓”をつくる
3 まちの居心地を温める仲間と働く
4 コロナ禍を乗り越える新しい挑戦
5 サービス産業ではない飲食業の未来

INTERVIEW|馬場祐介×安井浩和×鈴木深央×梶谷智樹「どんぶりの外で考える、普通じゃない飲食店経営」

4章 公園、ストリートをひらく―南池袋公園、グリーン大通り

1 公園の未来を体感してもらう1日からすべてが始まった
2 「賑わい」創出とは何なのか?
3 「まちをリビングにする」という新しい価値の発明
4 立ちはだかる壁に穴を開けるプロセス
5 「まちが喜んでいる」風景が見たかった
6 台風の試練で研ぎ澄まされた、本当に欲しい未来
7 池袋のまちが変わり始めた
8 日常づくりは、非日常づくりより難しい

INTERVIEW|渡邉浩司「公民連携の現場を支え、ウォーカブルな政索を推進」
INTERVIEW|馬場正尊「圧倒的な当事者意識が、日本の公共空間を面白くする」

おわりに

青木 純(あおき・じゅん)

株式会社まめくらし代表取締役、株式会社nest共同代表、株式会社都電家守舎共同代表。1975年東京都生まれ。コミュニティが価値を生む賃貸文化のパイオニア。「青豆ハウス」(2014年)や「高円寺アパートメント」(2017年)では住人と共に共同住宅を運営、主宰する「大家の学校」(2016年)で愛ある大家を育成する。生まれ育った豊島区を起点に都電荒川線沿線に飲食店「都電テーブル」(2015年)を展開、「南池袋公園」(2016年)や池袋東口グリーン大通りを舞台にした「IKEBUKURO LIVING LOOP」(2017年)では地元企業と共創して官民連携事業に取り組んでいる。

馬場 未織(ばば・みおり)

NPO法人南房総リパブリック理事長、建築ライター、neighbor(ネイバー)共同代表。1973年東京都生まれ。日本女子大学大学院修了後、建築設計事務所勤務を経て建築ライターへ。2007年より「平日は東京、週末は南房総で暮らす」という二拠点生活を家族で実践。2012年に農家や建築家、教育関係者、造園家、ウェブデザイナー、市役所公務員らとNPO法人南房総リパブリックを設立。里山学校、食の二地域交流など二拠点生活促進事業を展開する。2023年よりケアを学びあうプラットフォームneighbor(ネイバー)を運営。関東学院大学非常勤講師。工学院大学非常勤講師。

開催が決まり次第、お知らせします。

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