マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門


合同会社別視点 編

内容紹介

マニア36人による観察・発信のヒント満載

「うちの地域には何もない」なんて本当だろうか?いつもの何気ない風景も、マニアたちの「別視点」で見ればおもしろさにあふれている!片手袋、電線、路上園芸、小屋、ゴムホース、珍スポットから「火曜サスペンスごっこ」まで?!「別視点」で観察・発信するコツを身につけて、まちの魅力を発掘し、世界をもっと楽しもう!

体 裁 四六・224頁・定価 本体2000円+税
ISBN 978-4-7615-2843-0
発行日 2023-03-31
装 丁 漆原悠一(tento)

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はじめに

第1部 「別視点」でまちが変わる?

・何もない地域なんてない!/・「別視点」が観光需要を生み出す!?/・マニアの「別視点」が一堂に会する場──マニアフェスタ/・「別視点」は誰にでも見つけられる

第2部 「別視点」を見つける3つの方法

方法① そのもの自体を深掘りする

TYPE 1: まちのレアものを掘り当てる

片手袋マニア・石井公二──あらゆる事例に接してはじめて見えるレアもの

TYPE 2: まちのミステリーを推理する

珍スポットマニア・松澤茂信──「なんだこれ?」はミステリーゾーンの入口

TYPE 3: まちの歴史に注目する

峠の鉄道の歴史マニア・上原将太──時代を超えて祖父の想いを伝える

TYPE 4: DIY的な営みを見つける

野良サインマニア・ちかく──力作にあふれる個性と気づかい
まちのチャーミングマニア・木村りべか──無意識のこだわりを愛でる

方法② 自分の感覚で楽しむ

TYPE 5: まちの中の美を愛でる

小屋マニア・遠藤宏──働く小屋の、取り繕わない経年変化の美
電線マニア・石山蓮華──見えるインフラ・電線の魅力を言葉と写真で伝える

TYPE 6: まちの変化を楽しむ

歩行者天国マニア・内海皓平──「ホコ天」から人の生活を見つめる

方法③ 自分を関与させる

TYPE 7: 物語を空想する

ゴムホースマニア・中島由佳──見立てて、まちと共感する
落ちもんマニア・藤田泰実──道に落ちているものから見える、まちの人間ドラマ

TYPE 8: まちを舞台にする

電気風呂マニア・けんちん──電気風呂に人間味を見出す
火曜サスペンスごっこマニア・さかもツインねね──各地を舞台に死んだふり

36人のマニアの「別視点」を紹介! マニア名鑑

ドジっ子看板マニア・赤沼俊幸/商店街マニア・あさみん/片手袋マニア・石井公二/電線マニア・石山蓮華/路線図マニア・井上マサキ/空想地図マニア・今和泉隆行(地理人)/バックヤードマニア・今井夕華/峠の鉄道の歴史マニア・上原将太/歩行者天国マニア・内海皓平/顔ハメ姿マニア・裏パネの人/いぬくそ看板マニア・うんこ看板/小屋マニア・遠藤宏/カラーコーンマニア・おかだゆか/鉄塔マニア・加賀谷奏子(鉄塔ファン)/ガラスブロックマニア・ガラスブロックマニアック/まちのチャーミングマニア・木村りべか/旧町名マニア・旧町名をさがす会 102so/電気風呂マニア・けんちん/室外機マニア・斎藤公輔(NEKOPLA)/電飾マニア・サイバーおかん/火曜サスペンスごっこマニア・さかもツインねね/顔ハメ看板に自分がハマって写真を撮るマニア・塩谷朋之/アート系壁マニア・シガキヤスヒト/野良サインマニア・ちかく/ゴムホースマニア・中島由佳/松田ペット看板マニア・新稲ずな/ドボクマニア・八馬智/道に落ちているもの(落ちもん)マニア・藤田泰実/珍スポットマニア・松澤茂信/マニアのマニアによるマニアのためのアパレルマニア・マニアパレル/野良イスマニア・Mr.tsubaking/路上園芸マニア・村田あやこ/街角狸マニア・むらたぬき/ドネルケバブマニア・メルツのドネルケバブログ/散歩マニア・ヤスノリ/平成レトロマニア・山下メロ

第3部 「別視点」の伝え方

・写真や文章で伝える/・話して伝える/・創作物で伝える/・アウトプットによって起こること/・アウトプットについて、マニアに聞いてみた

ケーススタディ 実際にまちを歩いてみよう!

第4部 「別視点」を広げよう

・事例①:お散歩ゲーム型イベント(まちの視点の百貨店/渋谷neo散歩)
・事例②:SDGs発見クエスト(松坂屋neo散歩)
・事例③:地域スクランブル大作戦(福島県猪苗代町1ヶ月住みます会社/地域スクランブル大作戦)

◎おわりに

「別視点」でまちが変わる?

ヒント満載の3つの方法と8つのTYPE

読み込むほどに面白い!36人のマニア名鑑付き!

千葉を歩いてみたケーススタディも楽しい

編者が手がけてきたイベントを紹介。「別視点」を広げよう!

編:合同会社別視点(ごうどうがいしゃ べつしてん)

100組以上のマニアが勢ぞろいするイベント「マニアフェスタ」、マニアなツアーガイドが現場で解説する「別視点ツアー」、インプット・発見・発表がワンセットになった体験型の「お散歩ゲーム型イベント」などを運営。まだ世にない「別視点」を創出する問題発見型アプローチをもとに、「今あるもの」を生かした地方創生のための地域プロモーション、企業・サービスのプロモーション、研修ツアーやワークショップ、イベント企画・運営、グッズ企画・制作などの事業を行っている。HP:https://betsushiten.com/

合同会社別視点は、「世の中に「別視点」を増やす。」をミッションに活動している会社だ。「別視点」=今まで意識していなかった角度や切り口による、ものの見方。「別視点」で物事を捉えると、その場所にもともとあったけれど気づいていなかった魅力や価値を発掘できる。観光地として認知されていなくても、名物なんて何もないと思い込んでいても、「別視点」で見てみると、地域の意外な見どころが見つかるかもしれない。
それでは具体的にどうすれば「別視点」を身につけられるのだろうか?
われわれは、そのポイントは「インプット・発見・発表」の3ステップだと考えている。
まずはいろんな「別視点」をインプットして、頭を柔らかくする。
次に、実際に自分の目で地域を見てみる。インプットした視点を手がかりにしてみるのもいいだろう。主体的に様々な切り口で物事を見ていると、やがて自分なりに気になるもの、引っ掛かるものを発見できる。それが自分独自の「別視点」だ。
最後に、発見した自分なりの「別視点」を発表してみよう。視点に正解はない。自分の言葉で発表するという言語化を通して、見つけた視点の輪郭がよりハッキリとし、より深く自分の中に視点をインストールできる。自分を通して「別視点」を使うことで、新しい「別視点」は身体の一部となる。また、何気ない場所やおなじみのモノであっても、「別視点」で切り取って発表すれば、世界に新しいおもしろさを生み出すことができる。多様な「別視点」が掛け合わされた分、世界がどんどんおもしろくなるのだ。
この一連のステップを身につける上で、インプットの手がかりのひとつになるのが、特定の対象に詳しいマニアや専門家たちの「別視点」だ。
合同会社別視点は、2018年から「マニアフェスタ」というイベントを主催している。道に落ちた片方だけの手袋、田んぼに佇む小屋、誰かが外に置いたイス、軒先のゴムホースといった、身近にあったのに気づいていなかった様々な視点を探求するマニアが勢揃いし、日頃の発見・研究の成果を、冊子
やグッズ、演奏、イベントといった様々なアウトプットのかたちで楽しめる祭典だ。毎回100組以上、熱量高くアウトプットを続けるエキスパートたちが登場する。
本書では、これまでわれわれが出会ってきたマニアたちの視点を手がかりに、地域の魅力を発掘し楽しむ方法をご紹介する。また、合同会社別視点が手がけてきた事例もご紹介する。
「別視点」は、特定のマニアに閉じられたものではなく、誰にとっても開かれたものだ。老若男女や年齢関係なくどんな人でも、ちょっと視点を変えることで、その人なりの「別視点」を発見できる。
本書が、様々な地域の方々がまちを楽しみ、地域の新たな魅力を発掘するヒントとなれば幸いだ。

本書では、マニアや専門家たちの「別視点」をヒントに、地域の魅力を発掘し楽しむ方法をご紹介してきた。
本書でご紹介したマニアたちは、身近に存在する様々な対象物を介して、何気ない風景に潜む美や味わいを発掘したり、世の中の動向を分析したりしている。
マニアたちがおもしろがっている対象物は、世間一般では大々的に注目を集めるものではないかもしれない。しかし、自分が心の底からおもしろいと思って、熱量高くその対象物を探求すれば、それは唯一無二の価値を持った「別視点」となる。
自分なりの「別視点」について、自身の中だけで楽しみ、探求を深めていくのももちろん良いが、それを外に向けてアウトプットしてみるのもおすすめだ。
本書では、マニアたちが、各自発見した「別視点」をどのようにアウトプットしているかもご紹介した。SNSや歌、ZINE、グッズ……。自分なりにピンとくる方法でアウトプットしてみると、国内外で同志と知り合えたり、仕事につながったり、日々の暮らしが楽しく豊かになったりと、想像を超えた広がりが生まれるだろう。
今後も引き続きわれわれは、幅広いジャンルのマニアが一堂に会する「マニアフェスタ」を続けていく。マニアフェスタは、知識の多さや経験の長さを競うイベントではない。ご自身の「別視点」を発表してみたいという熱量さえあれば、どんな人でも参加大歓迎だ。
これまで生きてきた中で培った力で、熱量を込めてアウトプットを続けていれば、それは地域の魅力発掘にもつながりうる。
本書では、われわれが実際に手がけたイベントやワークショップの事例もご紹介した。今後も合同会社別視点では、本書でご紹介した「インプット」「発見」「発表」を軸に、各地にお住まいの人自身が地域の魅力を発掘し、発信するワークショップやイベントを、各地で実施したいと考えている。興味を持っていただけた方がいたら、ぜひご相談いただきたい。
われわれ合同会社別視点のミッションでもある「世の中に「別視点」を増やす。」とは、そうやって様々な対象物を熱量高くおもしろがっている人が日本中にいる状態だ。
本書でご紹介した「別視点」を入り口に、これをお読みの方が自らの「別視点」を発掘していただけたら幸いだ。

2023年2月 合同会社別視点

メディア掲載情報
2023年11月27日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』著者・松澤茂信さんへのインタビュー記事が、ウェブマガジン「WORK MILL」に掲載されました

2023年10月3日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(合同会社別視点 編)が「広報そでがうら」(2023年10月号)で紹介されました

2023年7月20日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』著者・松澤茂信さんへのインタビュー記事が「地域想合研究室.note」に掲載されました

2023年7月8日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(合同会社別視点 編)が「WEB本の雑誌」で紹介されました

2023年6月7日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(合同会社別視点 編)が「ダ・ヴィンチ」(2023年7月号)で紹介されました

2023年6月2日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』『少人数で生き抜く地域をつくる』が「月刊ガバナンス」(2023年6月号)で紹介されました

2023年5月30日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(合同会社別視点 編)が、神奈川新聞(2023年5月21日付)で紹介されました

2023年5月15日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(合同会社別視点 編)が観光経済新聞(2023年5月12日)で紹介されました

2023年5月9日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(合同会社別視点 編)が「散歩の達人」(2023年5月号)で紹介されました

2023年5月2日

『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(合同会社別視点 編)が「東京人」(2023年6月号)で紹介されました

2023年4月14日

『商店街さんぽ』著者・あさみんさんが、TBSラジオ「こねくと」(2023年4月26日)に出演されました

その他のお知らせ
営業部より

丸善京都本店にて「京都で出版社やっています」フェア開催中!

営業部より

三省堂書店神保町本店にて「『まちの別視点大集合』パネル展+ブックフェア」開催中!

営業部より

丸善京都本店にて「学芸出版社社員激推し!フェア」を開催中!

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