山下正太郎×若林恵「社会と働くことの接合点」“ビジョナリーが描く働く場の未来” Vol.1 

配信開始日:2021年8月4日| 再生回数:2118 | ご意見・ご感想はこちら

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概要

山下正太郎×若林恵 「社会と働くことの接合点」 “ビジョナリーが描く働く場の未来” Vol.1 |『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』刊行記念連続トーク

グローバル企業からベンチャーまで、オフィス空間のパイオニア事例を収めた『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』
企業文化の表現としてのオフィス、イノベーションを誘発するコワーキングスペース、或いは働き手自身が働き方を決めるウェルビーイングやパンデミック後の価値観と、働き方もオフィスデザインも、今後ますます変化し続けるでしょう。
そんな世界のオフィス事情や、働き方・働くことについてリサーチを続けてきた山下正太郎さんと、編集者・若林恵さんが、「社会と仕事の接点」について語ります。

主な話題

・多様化したはずのオフィスがメディア上で帯びる画一的印象
・ワーカーの自律なき分散化が招く中央集権化と格差
・オンライン会議ツールと日本流の会議の相性
・自室の延長の感覚で道具的必要を満たす部室的オフィス
・居住と労働の地理を逆転させるリバース通勤
・公助なき後の共助を適える高密度ネイバーフッド
・デリバリーワーカーは都市を効率的に作動させるか
・都市における都心・周縁と地方における都市部・郊外のアナロジー
・地方移住を促す企業向け補助金が誘発する搾取の構造

出演

山下 正太郎

ワークスタイル研究所 所長、『WORKSIGHT』 編集長。
コクヨ株式会社に入社後、戦略的ワークスタイル実現のためのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年、グローバルでの働き方とオフィス環境のメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現ワークスタイル研究所)」を立上げる。2016~2017年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート ヘレン・ハムリン・センター・フォー・デザイン 客員研究員、2019年より、京都工芸繊維大学 特任准教授を兼任。2020年、パーソナルプロジェクトとして、グローバルでの働き方の動向を伝えるキュレーションニュースレター『MeThreee』創刊。

若林 恵

平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「〈働くこと〉の人類学」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。https://blkswn.tokyo

対象書籍

『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』

コクヨ株式会社・ワークスタイル研究所 著、山下正太郎 編著、金森裕樹・田中康寛 編
A4判・464頁・本体6000円

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