新保奈穂美×佐倉弘祐「農から建築を問いなおす」
出演
イベント内容
この動画は、2022年12月21日に開催した「新保奈穂美×佐倉弘祐『農から建築を問いなおす』」の前半パートを抜粋したものです。
郊外の耕作放棄地、都市公園の一角、商業施設の屋上、団地の敷地――。まちのスキマに点在する未活用空間に、都市住民の手による農園が増えています。
都市での暮らしを豊かにするだけでなく、空き地の利活用、コミュニティの再生、都市の緑化、環境教育や食育などさまざまな課題解決に貢献できる、そんな「都市型農園」の可能性を、もっと探りたい!
このイベントシリーズはそんな思いのもと、『まちを変える都市型農園』著者の新保奈穂美さん(兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師、兼、兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門員)をホストに迎えて開催。
今回は、信州大学工学部建築学科助教で、長野市にて「まち畑プロジェクト」などを展開されている佐倉弘祐さんをゲストにお迎えし、「農から建築を問いなおす」をテーマにディスカッション。
- 農的要素は建築に何をもたらすのか?
- 耕す空間はなぜまちに必要なのか?
- 農ある建築はどのようにデザイン・実現するのか?
など、さまざまな角度から深掘りしました。
出演者プロフィール
新保 奈穂美(シンポ・ナオミ)
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師、兼、兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門員。東京大学農学部環境資源科学課程緑地生物学専修卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修士課程、同博士課程修了。博士(環境学)。筑波大学生命環境系助教を経て、2021年4月より現職。2021年8月より東北大学大学院国際文化研究科特任講師も務める。博士課程時にウィーン工科大学(オーストリア)に留学、ポスドク時にリンカーン大学(ニュージーランド)に研究滞在。著書に『まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用』(2022年、学芸出版社)など。
佐倉 弘祐(サクラ・コウスケ)
信州大学工学部建築学科助教。人口減少における空き地の活用方法について、欧米の先進事例を調査しながら長野市で「まち畑プロジェクト」を実施している。 佐倉研究室「まち畑プロジェクト」で大学SDGsACTON!AWARDS2022 瀬戸内町賞および信州SDGsアワード2021 長野県知事賞受賞。「縫合する建築」でSD Review 2021 SD賞受賞。「ヤギのいる庭」でSD Review 2018入選。