新保奈穂美×大谷悠「都市をスキマから面白くする」

配信開始日:2023年1月11日| 再生回数:1521 | ご意見・ご感想はこちら
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概要

イベント内容

ごあんない

この動画は、2022年11月29日に開催した「新保奈穂美×大谷悠「都市をスキマから面白くする」」の前半パートを抜粋したものです。


郊外の耕作放棄地、都市公園の一角、商業施設の屋上、団地の敷地――。まちのスキマに点在する未活用空間に、都市住民の手による農園が増えています。

都市での暮らしを豊かにするだけでなく、空き地の利活用、コミュニティの再生、都市の緑化、環境教育や食育などさまざまな課題解決に貢献できる、そんな「都市型農園」の可能性を、もっと探りたい!

このイベントシリーズはそんな思いのもと、『まちを変える都市型農園』著者の新保奈穂美さん(兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師、兼、兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門員)をホストに迎えて開催。

今回は福山市立大学講師でまちづくり活動家の大谷悠さんをゲストにお迎えし、

  • そもそも“都市のスキマ”はどこにあるか?
  • 本当にスキマから都市の価値を高められるのか? そこに農はどう関わるのか?
  • 市民によるボトムアップのスキマ活用はどのように進むのか?
  • 行政は市民のゲリラ的活動にどう関わるべきなのか?
  • 変化する都市の状況にステークホルダーはどう向き合うべきなのか?

など、さまざまな角度から深掘りしました。

出演者プロフィール

新保 奈穂美(シンポ・ナオミ)

兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師、兼、兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門員。東京大学農学部環境資源科学課程緑地生物学専修卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修士課程、同博士課程修了。博士(環境学)。筑波大学生命環境系助教を経て、2021年4月より現職。2021年8月より東北大学大学院国際文化研究科特任講師も務める。博士課程時にウィーン工科大学(オーストリア)に留学、ポスドク時にリンカーン大学(ニュージーランド)に研究滞在。著書に『まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用』(2022年、学芸出版社)など。

 

 


大谷 悠(オオタニ・ユウ)

福山市立大学講師/まちづくり活動家/尾道「迷宮堂」共同創設者・ライプツィヒ「日本の家」共同創設者。1984年東京生まれ。2010年単身渡独、2011年ライプツィヒの空き家にて仲間とともにNPO「日本の家」を立ち上げ、以来日独で数々のまちづくり・アートプロジェクトに携わる。2019年東京大学新領域創成科学研究科博士後期課程修了。博士(環境学)。同年秋から尾道に在住、「迷宮堂」共同代表として空き家に住みながら改修し、国籍も文化も世代も超えた人々の関わり合いの場にしようと活動中。2020 年4 月より尾道市立大学非常勤講師。2022年4月より現職。主な著書に『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』(単著、学芸出版、2020)『CREATIVE LOCAL-エリアリノベーション海外編』(共著、学芸出版社、2017)、映像作品に『40㎡のフリースペース-ライプツィヒ「日本の家」2015-2017』(2018)など

 

関連書籍

『まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用』新保奈穂美 著

『都市の〈隙間〉からまちをつくろう ドイツ・ライプツィヒに学ぶ空き家と空き地のつかいかた』大谷悠 著