WORKSIGHT[ワークサイト]12号 「レガシーと革新のロンドン」


コクヨ株式会社・ワークスタイル研究所 著

内容紹介

ロンドナーは傘をささない

「ロンドンは雨が多い」というのは少し違う。正確には雨は一つの要素で、一日の中に四季があるほど天候の移り変わりが激しい。都市もまた欧州とは思えないせっかちな変化を続けている。ロンドンはチャイナマネー、オイルマネーなど世界の富が集まる国際金融都市だ。投資の対象となるオフィスビルやレジデンスの建設ラッシュ、加えてブレグジットを見据えたアメリカのテイクジャイアントからの積極的投資が進んでいる。資本は優秀な人材を引き寄せ、世界のクリエイティブ・ハブを巡る力学を如実に表している。しかしただ資本が集まるだけではない。その根底には高いレベルの大学・研究機関、また大企業が培ってきた知恵がレガシーとして生かされている。一方で資本の力学からはじき出された社会の闇も存在し、ボトムアップカルチャーから新たなムーブメントを起こそうと立ち上がる市民も健在だ。光と闇が激しくぶつかり合いダイナミックな変化を遂げる大都市ロンドン。この街で悠長に傘をさしているヒマなどないのだ。

体 裁 A4変・96頁・定価 本体1000円+税
ISBN 978-4-7615-0914-9
発行日 2017/12/18


目次著者紹介

Case1

Barclays/スタートアップとともに業界変革を狙う巨大金融機関

Case2

Sky/優秀な人材を魅了する次世代ブロードキャスト・オフィス

Case3

The Collective/ロンドンの住環境を変える世界最大のコリビング

Case4

Level39/金融からTMTの街へ———。ビルの39階がカナリー・ワーフを変える

Case5

Future Cities Catapult/イギリス政府が主導する、イノベーションへのカタパルト

Case6

Here East/ロンドン・オリンピックのレガシーが新たな都市の起爆剤に

CULTURE

Pop Brixton

Interview

オリー・オルセン&チャーリー・グリーン〈ザ・オフィス・グループ〉/オフィスに必要なのは「スタンダード」ではなく「個性的であること」だ

Wrap-up

山下正太郎/A面とB面が出会う場所

コクヨ株式会社・ワークスタイル研究所

世界の先端をゆく組織の働き方やオフィス空間を紹介する、2011年創刊の情報誌。
「働く環境のリデザイン」という視点から、経営の課題にアプローチする、ワークスタイル戦略を提案する。
現代のワークスタイルを考える企業のキーパーソンに向けて、海外の最新情報を発信し続けている。

ワークスタイル研究所は、ステーショナリー、オフィス家具、空間デザイン、働き方など、
多様な働く環境を提供するコクヨ株式会社の研究機関として調査研究・情報発信を行う。

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