『民家 最後の声を聞く』藤木良明 著 民家は滅びようとしている。文化財として形が残され、あるいは空間が利活用されることはあっても、社会や家族が変容したため生活の器として住み継がれることは容易ではない。本書は民家が生きていた最後の時期に、民家を訪ね、空間と人々の生き様を丹念に追い続けた著者による記録。民家が私たちに語りかける声が聞こえる! 2018年4月12日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 学芸出版社 建築
『桂離宮・修学院離宮・仙洞御所庭守の技と心』川瀨昇作 著/仲隆裕 監修 日本庭園の四季折々の表情は、多くの人々に賞賛されてきた。その美しさはどのような技術によって形成され、保たれているのか。40年にわたり宮廷庭園(桂離宮、修学院離宮、仙洞御所)の造園技官を務めた著者が、脈々と受け継がれる技術を明らかにしながら、心を揺さぶる写真とともに、自然の美を表現した庭園の魅力に迫る。 2014年12月26日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 学芸出版社 建築
『京都土壁案内』塚本由晴・森田一弥 著 寺社や茶室はもとより、お茶屋や洋館、蔵や土塀まで、時を経て町に滲み出た土壁の魅力を紐解き、巡る、今日の京都の建築・街歩きガイド。京都の若手建築家で左官職人でもある森田一弥の案内は初心者にも優しく、塚本良晴(アトリエ・ワン)の撮り下ろし写真は町の日常に潜む土壁の迫力を見事に切り取った。素人も愛好家も必見。 2012年3月21日 / 最終更新日時 : 2024年6月27日 学芸出版社 建築
『日本庭園鑑賞便覧 全国庭園ガイドブック』京都林泉協会 編著 日本の美的要素のすべてがつまった庭という空間を、いかに愛で、理解するか。70年をかけて全国の庭園を賞翫してきた京都林泉協会による、鑑賞のための知識を網羅した愛蔵版。地割、石組、垣根、燈篭、石造品、古建築など、構成要素のすべてを解説する。全国1300件の庭園一覧、関係年表、文献目録等研究のための資料も充実。 2002年8月30日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 学芸出版社 建築
『土壁・左官の仕事と技術』佐藤嘉一郎・佐藤ひろゆき 著 環境にやさしく、健康な暮らしには欠かせない、呼吸する壁。木造の伝統工法を支え、耐震性にもすぐれた土壁が、再び注目を集めている。壁と職人の歴史から道具や下地・仕上の特徴、現代の住まいに活かすための実務工程上のコツ、京都ならではの数寄屋、土蔵、炉壇工事まで、名匠と第一線の壁塗職人があますところなくつづる。 2001年2月20日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 学芸出版社 建築