今日のGD|新刊発売!『カラー版 図説 日本建築の歴史』ほか
矢ヶ崎善太郎 編著
髙井昭・小出祐子・岡本公秀・野村彰 著
B5変判・104頁・オールカラー・本体2400円+税
見開き35テーマ、3つの要点で学ぶ決定版
日本建築のなりたちや様式などを、テーマ別に見開きで整理・解説した、やさしく学べる教科書。見開きごとに「3つの要点」をまとめ、テーマごとに何を学べるのかをわかりやすく提示した。カラー写真や図版で、複雑な様式や空間構成が一目で理解できるよう工夫を凝らした。建築の歴史を体系的に理解できるコンパクトな一冊。
編著者
矢ヶ崎善太郎/大阪電気通信大学工学部建築学科教授
著者
髙井 昭/京都市立京都工学院高等学校非常勤講師
小出祐子/大阪芸術大学芸術学部建築学科准教授
岡本公秀/文化庁文化資源活用課文化財調査官
野村 彰/一級建築士。イラストレーター
目次など詳細はこちら
素が出るワークショップツアー 2020-2021
参加者の「素(す)」を思わず引き出してしまうワークショップの実践を紹介する『素が出るワークショップ』の著者陣でワークショップ体験ツアー(全5回)を企画しました。
普段(日常)の地続きにある対話の場づくりを、福祉・アート・まちづくりの現場で体験してみてください!
Vol.3|ゲームから考えるワークショップ 体験!人生デザインゲーム
同書で紹介されている「人生デザインゲーム」を体験したのちに、参加のデザインの第一人者である武蔵野美術大学教授の齋藤啓子さんをお招きし、著者らとワークショップの秘訣やこれからの可能性について語り合います。
人生デザインゲームは中学生向けに開発された、「これからの人生を楽しく、時に真剣に考えるボードゲームです。当日は津波被災地の中学生向けに開発されたものをプレイしていただきますが、あちこちのまちで転用・応用可能なボードゲームです。
ワークショップを企画する人、まちづくり活動をしている人、いろんな人の話を聞いてみたい人、どなたでも大歓迎です!
概要
- 日 時:2021年1月28日(木)19~21時
- 場 所:インザラフ(東京都杉並区西荻北2-37-8)
- 定 員:12名
- 参加費:1000円(税込)会場にてお支払いください
ゲスト
齋藤啓子
1956年福島県生まれ。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科教授。武蔵野美術大学大学院修了。専門はコミュニティにおけるコミュニケーションデザイン。1976年、全国の「冒険遊び場」のさきがけとなった「こども天国」、1980年ごろ演劇ワークショップ「太陽の市場」に出会う。その後世田谷区企画部都市デザイン室と世田谷まちづくりセンター(現世田谷トラストまちづくり)に勤務。市民参加型まちづくり政策企画の仕事を担う。「ふれあいのあるまちづくり」では、地域の障害のある人とかかわりながら、暮らしやすいまちづくりをデザイン。オーナー所有の家屋を地域のコミュニティ拠点として活かす世田谷区「地域共生のいえ」事業の立ち上げを担い、2007年にオープンした「岡さんのいえTOMO」の設立をサポートする。2004年より現職。近著に「デザインとコミュニティ」(上原幸子・齋藤啓子・朝比奈ゆり・萩原修 共著、2018年・武蔵野美術大学出版局)。
進行役
饗庭伸
1971年兵庫県生まれ。東京都立大学都市環境学部教授。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。東京都立大学助手などを経て2017 年より現職。専門は都市計画・まちづくり。著書に、人口減少時代の都市計画の理論をまとめた『都市をたたむ』(2015 年・花伝社)、昭和の津波から東日本からの復興にいたるまでの東北の小さな村の時間をまとめた『津波のあいだ、生きられた村』(共著、2019年・鹿島出版会)など。
角屋ゆず
1981年東京都生まれ。一般財団法人世田谷トラストまちづくり主任主事。昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科(建築学コース) 卒業、同大大学院生活機構研究科修了。在学中、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレへ研究室で参加。街なかに住民とインスタレーションを仕掛ける。暮らしに根付いたまちづくり支援を志し、現職。世田谷まちづくりファンド、空き家等地域貢献活用事業などの担当を経て、現在は、市民参加型の公園づくり、近代建築の保全活用他を担当。
角尾宣信
1985年東京都生まれ。東京⼤学⼤学院総合⽂化研究科博⼠課程在籍。専⾨は映画研究、表象⽂化論。共編著を担当する『渋谷実論集――巨匠にして異端』(仮題、水声社)が2020年7月出版予定。主な共訳書に、ボリス・グロイス『アート・パワー』(2017年・現代企画室)など。研究の傍ら、都内近郊の介護施設での映像鑑賞プロジェクト「シルバーシネマパラダイス!」、高齢者の方との映像制作プロジェクト「えいちゃんくらぶ」を企画運営。