竹原義二×森田一弥×小池志保子×竹内正明「素材×民家 現代建築との接点を探る」

配信開始日:2023年4月14日| 再生回数:1487 | ご意見・ご感想はこちら

出演

このコンテンツにアクセスするには、まち座プラス会員としてのご登録が必要です。新規登録いただくか、登録がお済みの場合はログインしてください
ログイン新規登録
概要

イベント内容

2023年2月に刊行した『竹原義二の視点 日本建築に学ぶ設計手法』の刊行記念トーク第1弾。

本書著者の竹原義二さん、小池志保子さん、竹内正明さんと建築家・森田一弥氏をゲストに迎え、民家の力強い架構や素材の魅力から、現代の建築への展開を語り合います。

本書の中から、飛騨高山にある重要文化財の民家「吉島家住宅」、森田氏がリノベーションに関わる「日下部家住宅」について、それぞれの空間構成や、まちとの関係性を読みときます。また、民家をつくってきた大工や左官の手仕事にも触れつつ、現代の建築への展開を探るトークイベントです。ぜひご覧ください。

出演者プロフィール

竹原義二(たけはら よしじ)
無有建築工房主宰、建築家
1948年徳島県生まれ。建築家石井修氏に師事した後、1978年無有建築工房設立。
2000~13年大阪市立大学大学院生活科学研究科教授、2015~19年摂南大学理工学部建築学科教授。
現在、神戸芸術工科大学環境デザイン学科客員教授。
日本建築学会賞教育賞・日本建築学会賞著作賞・日本建築学会賞作品選奨・村野藤吾賞・都市住宅学会業績賞・甍賞経済産業大臣賞・こども環境学会賞など多数受賞。
著書に『無有』(学芸出版社)、『竹原義二の住宅建築』(TOTO出版)、『いきている長屋』(編著・大阪公立大学共同出版会)、『住宅建築家 三人三様の流儀』(共著・エクスナレッジ)など。

森田一弥 (もりた かずや)
森田一弥建築設計事務所主宰、京都府立大学准教授
1971年愛知県生まれ。1997年京都大学大学院工学研究科修了。
1997~2001年しっくい浅原にて文化財修復に従事。
2000年森田一弥建築設計事務所設立、2020年より京都府立大学准教授。
著書『京都土壁案内』(共著、学芸出版社)。
主な作品:御所西の町家、安満遺跡公園歴史拠点施設ほか。

小池志保子(こいけ しほこ)
大阪公立大学大学院生活科学研究科教授・ウズラボ
建築家、博士(工学)
1976年兵庫県生まれ。2000年京都工芸繊維大学大学院博士前期課程修了。
2000~2002年中村勇大アトリエ勤務。2002年ウズラボ共同設立。
2006年より大阪市立大学助手などを経て、2022年より現職。
SDレビュー入選、芦原義信賞、大阪建築コンクール大阪府知事賞など多数受賞。
著書に『変貌する美術館』(共著、昭和堂)、『ほっとかない郊外』(共著、大阪公立大学共同出版会)、『リノベーションの教科書』(共著、学芸出版社)など。

竹内正明(たけうち まさあき)
ウズラボ、建築家
1973年大阪府生まれ。2002年ウズラボ共同設立。
2005年京都工芸繊維大学大学院博士後期課程単位取得退学。
2005~2007年京都芸術デザイン専門学校建築デザイン総合コース助手。現在、摂南大学非常勤講師。
Regional Holcim Awards Asia Pacific 、グッドデザイン賞など受賞。
著書に『図説 建築の歴史』(共著、学芸出版社)、『椅子さがし建築めぐり』(学芸出版社)、『図解ニッポン住宅建築』(共著、学芸出版社)。

関連書籍

竹原義二の視点 日本建築に学ぶ設計手法

竹原義二・小池志保子・竹内正明 著
B5判・160頁・本体3500円+税

建築家・竹原義二が学びを得た9つの日本建築の実測図面と、撮り下ろし写真・スケッチを通して、現代につながる空間作法を紐解く。

詳細はこちら