山納洋×小川さやか「アフリカ系商人たちのコモンズ」

配信開始日:2024年7月9日| 再生回数:324 | ご意見・ご感想はこちら

出演

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概要

イベント内容

大阪ガスネットワーク都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」
今回のゲストは立命館大学教授の小川さやか先生です。

立命館大学の小川さやか先生はこれまで、タンザニアの零細商人マチンガ、香港と中国本土に渡航するアフリカ系商人の商慣習や商実践を参与観察されてきました。そして彼らがどのように商売を成立させているか、利益を追求しつつどのように互いに助け合っているかを観察し、そこから彼らが持っている人生観やコミュニティ観を明らかにしておられます。そのあたりを詳しく伺ってみたいと思っています。

【登壇者】

山納 洋

大阪ガスネットワーク(株)エネルギー・文化研究所研究員。1993年大阪ガス(株)入社。複合文化施設、ビジネスインキュベーションでの企画・プロデュース業務を歴任。トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」、扇町ミュージアムキューブ内の談話室「マチソワ」などをプロデュースしている。主な著書に『common cafe』(西日本出版社)、『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』など、翻訳書に『分断された都市』(学芸出版社)がある。

小川さやか

立命館大学先端総合学術研究科・教授
1978年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程指導認定退学。博士(地域研究)。
専門は、文化人類学、アフリカ研究。日本学術振興会特別研究員、国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、同助教、立命館大学先端総合学術研究科准教授を経て現職。
主な著書に『都市を生きぬくための狡知—タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞受賞)、『「その日暮らし」の人類学―もう一つの資本主義経済』(光文社、2016年)、『チョンキンマンションのボスは知っている―アングラ経済の人類学』(春秋社、2019年、第8回河合隼雄学芸賞および第51回大宅壮一ノンフィクション賞受賞)ほか。