公務員リスキリングラジオ|東海林諒一「“天職”と感じた観光マーケティング」

  • 政策研究大学院大学でのDMO研究
  • マーケティングのあり方を考える素材としての資格挑戦
  • DMOでの観光マーケティングの実践とコロナ禍
  • 自治体の事情がわかる立場を活かせる企業への転職
  • 注目の観光地は◯◯が上手い
  • マーケティングが気になる公務員におすすめの書籍

▼プロフィール

東海林諒一(旧姓:加藤諒一)(しょうじ・りょういち)

1992年生まれ。2015年に愛知県庁に入庁。振興部地域政策課予算・決算担当を経て、2018年に東京事務所付けで政策研究大学院大学へ研修派遣。観光地域づくり法人(DMO)の効果的な運営方策に関する政策論文を執筆し、公共政策修士(MPP)を取得したのち、2019年に観光コンベンション局観光振興課企画担当へ異動。書籍内で紹介した資格などを活用して観光分野のマーケティング手法の導入を模索し、宿泊ビッグデータによるEBPM実践を通じて知事表彰を受賞したほか、観光デジタルマーケティング事業の新規立案・実行を実現。
2021年に愛知県庁を退職し、都内総合系コンサルティングファームの観光チームに参画。主に観光地における戦略立案、マーケティング、データ分析に関するプロジェクトを主領域とし、直近では中央省庁の観光領域の戦略・戦術プロジェクトに多数参画したほか、民間事業者の観光領域における新規事業立案支援などにも取り組んでいる。

【公務員リスキリングラジオ – 学びなおしによるキャリア形成のススメ】

新しい仕事に必要となる知識やスキルを身につける「リスキリング」が注目を集めています。国はリスキリングの支援に今後5年間で1兆円を投じる方針を示すなど、これからのキャリアを考える人にとってホットワードとなりつつあります。
もちろんそれは、民間企業で働く人だけではなく、公務員にとって例外ではありません。

むしろ異動が多い公務員こそ、リスキリングへの挑戦が求められているといってもよいでしょう。

このラジオでは、そんなチャレンジの後押しになることをめざして制作された書籍『公務員なら挑戦したい資格ガイドブック』著者で、加賀市役所職員の庄田秀人さんをホストに迎え、ユニークな働き方の開拓を続ける公務員の方を毎回ゲストにお招きします。

公務員という肩書きを持ちつつ、その枠やこれまでの常識にとらわれない仕事へと一歩踏み出すためのヒントを詰まったお話を、ぜひスキマ時間のおともにお聴きください。

https://book.gakugei-pub.co.jp/movie/koumuin-re-skilling-radio/

▼出演
ホスト:庄田秀人(しょうだ・ひでと)
加賀市役所職員。1978年生まれ。横浜国立大学を卒業後、加賀市役所に入庁。人事担当課、障がい担当課、DX推進担当課などを歴任し現在に至る。人事担当課ではメンタルヘルス予防体制構築、新規採用職員指導制度策定、障がい者専用部署立ち上げ。障がい担当課では虐待対応体制構築。DX推進担当課では全国初となる市内生活圏全域を高精度3Dマップ化、ARを活用した観光プロジェクトを推進。資格取得を通して人生の幅を広げ、公務員の仕事の楽しさを知ってほしいと考えている。取得資格は、社会保険労務士、FP2 級、法学検定スタンダード、年金アドバイザー3級、ふるさと検定上級、第一種衛生管理者など。2021年より加賀市内資格取得活用アドバイザー講師。2022年修士号を取得。

アシスタント:松本優真(まつもと・ゆうま)
株式会社学芸出版社 企画・編集部