公務員リスキリングラジオ – 学びなおしによるキャリア形成のススメ

配信開始日:2023年2月10日| 再生回数:3699 | ご意見・ご感想はこちら

出演

新しい仕事に必要となる知識やスキルを身につける「リスキリング」が注目を集めています。国はリスキリングの支援に今後5年間で1兆円を投じる方針を示すなど、これからのキャリアを考える人にとってホットワードとなりつつあります。

もちろんそれは、民間企業で働く人だけではなく、公務員にとって例外ではありません。むしろ異動が多い公務員こそ、リスキリングへの挑戦が求められているといってもよいでしょう。

このラジオでは、そんなチャレンジの後押しになることをめざして制作された書籍『公務員なら挑戦したい資格ガイドブック』著者で、加賀市役所職員の庄田秀人さんをホストに迎え、ユニークな働き方の開拓を続ける公務員の方を毎回ゲストにお招きします。

公務員という肩書きを持ちつつ、その枠やこれまでの常識にとらわれない仕事へと一歩踏み出すためのヒントを詰まったお話を、ぜひスキマ時間のおともにお聴きください。

出演

©2022 データのじかん

ホスト:庄田秀人(しょうだ・ひでと)

加賀市役所職員。『公務員なら挑戦したい資格ガイドブック』著者

プロフィール

加賀市役所職員。1978年生まれ。横浜国立大学を卒業後、加賀市役所に入庁。人事担当課、障がい担当課、DX推進担当課などを歴任し現在に至る。人事担当課ではメンタルヘルス予防体制構築、新規採用職員指導制度策定、障がい者専用部署立ち上げ。障がい担当課では虐待対応体制構築。DX推進担当課では全国初となる市内生活圏全域を高精度3Dマップ化、ARを活用した観光プロジェクトを推進。資格取得を通して人生の幅を広げ、公務員の仕事の楽しさを知ってほしいと考えている。取得資格は、社会保険労務士、FP2 級、法学検定スタンダード、年金アドバイザー3級、ふるさと検定上級、第一種衛生管理者など。2021年より加賀市内資格取得活用アドバイザー講師。2022年修士号を取得。

アシスタント:松本優真(まつもと・ゆうま)

株式会社学芸出版社 企画・編集部

公開中

岡元譲史さん|寝屋川市橋本隆さん|伊勢崎市坂井里菜さん|小平市小松俊也さん|東京都金澤剛史さん|久喜市東海林諒一さん|愛知県原田翔さん|元・長岡京市大橋志帆さん|太田市

主なトーク内容
  • 疎まれても感謝されづらい「滞納整理」という仕事
  • 自己啓発本を読み漁り「ほめる」の新定義に出会う
  • 仕事の価値を前向きに捉え直す技術
  • “ほめ達”公務員を全国にひろげたい
プロフィール

岡元譲史(おかもと・じょうじ)

1983年生まれ。2006年に寝屋川市入庁後、12年間にわたり、様々な債権の滞納整理に従事し、市税滞納額70%(約25億円)削減に貢献。2018年に「地方公務員が本当にすごい! と思う地方公務員アワード」を受賞。2021年には書籍『現場のプロがやさしく書いた自治体の滞納整理術』(学陽書房)を出版。現在は経営企画部企画三課広報編集長として寝屋川市の広報誌の作成に携わっている。

主なトーク内容
  • ゼネコンから公務員の道へ
  • 土地勘のないまちの公務員になって抱いた危機感
  • 退職金を使い果たし大学院で勉強に没頭
  • 勉強のコツは○○での集中と“ハイブリッド”
  • 個々のスキルアップが良い地域をつくる
プロフィール

橋本隆(はしもと・たかし)

伊勢崎市都市計画部都市開発課長。職務経歴は合計28年。ゼネコン6年、関西国際空港建設事務所への出向3年、伊勢崎市8年、群馬県都市計画課への派遣1年、伊勢崎市10年。伊勢崎市での経歴は、都市計画課、企画調整課、土木課、区画整理課長、都市計画課長、都市開発課長(現在)。博士(工学)、技術士(建設)など20以上の資格を持つ。地方公務員アワード2022受賞。

主なトーク内容
  • オリパラ業務の出向で得たもの
  • 市税業務で学んだチームワーク
  • 窓口対応に不安を覚え資格に挑戦
  • 趣味の旅行で感じる公務員の役得
プロフィール

坂井里菜(さかい・りな)

2015年4月小平市入庁。
2015年4月 小平市市民部税務課市民税担当。配属2年目で所得税法能力検定1級を取得、確定申告書や源泉徴収票を確認し課税処理を進めることに自信がついた。
2019年4月 東京都オリンピック・パラリンピック準備局計画推進部運営課持続可能性調整担当。小平市から派遣、オリパラにおけるSDGsや飲食提供の運営全般において都としての確認業務に携わる。
2022年4月 小平市健康福祉部健康推進課新型コロナウイルスワクチン接種担当。主に集団接種会場の担当として、契約や運営に携わる。

主なトーク内容
  • 先輩のキャリアパスを見て意識した国際系業務
  • 自治体国際化協会での仕事とは
  • 興味を持った資格10以上を意欲的に取得
  • どんな仕事も世界とつながっている
プロフィール

小松俊也(こまつ・としや)

東京都職員(課長代理)。2012年に入庁後、自治体国際化協会シドニー事務所所長補佐、政策企画局外務部事業課、計画部計画課などを経て、現在、日本政策投資銀行産業調査部調査役(出向)。就職後に英検1級など10以上の資格・検定や、ディプロマ、修士(工学)を取得。行政x国際デザインラボ代表。著作に『これ一冊でよくわかる 自治体の国際業務マニュアル』(共著)がある。

主なトーク内容
  • 「地元をにぎやかにしたい」という思いで百貨店職員から転職
  • 1000人の市民とつくった動画コンテンツ
  • “仕事だけじゃない何か”を求める意欲的な職員仲間
  • 地元の学校を巻き込んだクッキーコンテスト
  • 土曜日に通ったデザイン学校での挫折
  • 公務員にこそ知ってほしいユニバーサルデザインのススメ
プロフィール

金澤剛史(かなざわ・たけふみ)

シティプロモーション課久喜ブランド推進係、市政情報課広報広聴係などを経て、令和4年4月よりスポーツ振興課の副主幹に。シティプロモーション課時代に手がけたPR動画「1000人クッキーダンス」が全国広報コンクール広報企画部門で、市政情報課時代に手がけた広報紙が、全国広報コンクール広報紙部門で、それぞれ読売新聞社賞を受賞。スポーツ振興課では手がける事業がスポーツ庁の「スポまち優良自治体表彰」で表彰されたほか、3人制バスケ3X3のプロスポーツチームを市に誘致する事に成功。久喜市にプロスポーツチームが誕生するのは初。一級色彩コーディネーター、ユニバーサルカラーアドバイザー、PRプランナーの資格を持つ。

主なトーク内容
  • 政策研究大学院大学でのDMO研究
  • マーケティングのあり方を考える素材としての資格挑戦
  • DMOでの観光マーケティングの実践とコロナ禍
  • 自治体の事情がわかる立場を活かせる企業への転職
  • 注目の観光地は◯◯が上手い
  • マーケティングが気になる公務員におすすめの書籍
プロフィール

東海林諒一(しょうじ・りょういち)

1992年生まれ。2015年に愛知県庁に入庁。振興部地域政策課予算・決算担当を経て、2018年に東京事務所付けで政策研究大学院大学へ研修派遣。観光地域づくり法人(DMO)の効果的な運営方策に関する政策論文を執筆し、公共政策修士(MPP)を取得したのち、2019年に観光コンベンション局観光振興課企画担当へ異動。書籍内で紹介した資格などを活用して観光分野のマーケティング手法の導入を模索し、宿泊ビッグデータによるEBPM実践を通じて知事表彰を受賞したほか、観光デジタルマーケティング事業の新規立案・実行を実現。
2021年に愛知県庁を退職し、都内総合系コンサルティングファームの観光チームに参画。主に観光地における戦略立案、マーケティング、データ分析に関するプロジェクトを主領域とし、直近では中央省庁の観光領域の戦略・戦術プロジェクトに多数参画したほか、民間事業者の観光領域における新規事業立案支援などにも取り組んでいる。

主なトーク内容
  • 毎日が憂鬱だった窓口業務
  • ヒリヒリした用地買収の仕事
  • 転職した任期付き職の副業で公務員YouTuberとして始動
  • つかみとしての「給与明細公開」動画
  • 視聴者のことを考えて試行錯誤する楽しさ
  • YouTuberとしての活動を機に大学職員に転職
  • “自称ALL80点のゼネラリスト”の真意
プロフィール

原田翔(はらだ・しょう)

2013年4月に長岡京市役所に入庁。 住民登録、用地買収、空き家政策に携わる。 在職中は基本情報技術者試験、TOEIC775点、宅建など業務に関わる資格を取得。 2021年1月に京丹後市役所に任期付き雇用で入庁。 在職中は副業可能な制度を利用し、公務員YouTuberとして活躍。 動画投稿数250本以上、ライブ配信回数300回以上、チャンネル登録者数は5,000人以上。公務員や議員、首長への講演もこなす。公務員を辞める都合で、惜しまれながら引退。 その間に公務員アワード2021受賞。更に、公務員アワードの動画作成にも携わった。 2022年10月に、近畿地方の公立大学に転職。地域連携と国際関係に携わり、12月にはTOEIC800点超えを達成。 自称ALL80点のゼネラリスト。

主なトーク内容
  • 「長く働きたい」という思いから公務員の道へ
  • 運命的なものを感じた初めての異動
  • 部署をまたいで会計の仕事を渡り歩く
  • 窓口業務を通じて募った“働く”を支えたい思い
  • 「支える」から「実践する」へ
プロフィール

大橋志帆(おおはし・しほ)

1993年太田市役所入庁。財政課、水道総務課、国民健康保険課、介護サービス課、工業振興課、沢野行政センターを経て、現在は産業政策課にて障がい者雇用創出事業担当。雇用環境整備士(育児者雇用・障害者雇用・エイジレス雇用)の資格を持つ。公務外では、地域に飛び出す公務員を応援する首長連合事務局、(公財)日本女性学習財団キャリア支援デザイナー、自主研究会テレワーク・カフェ代表などで活動。2014年度(公財)日本女性学習財団賞選考委員特別賞受賞。第24期上毛新聞オピニオン委員。『飛び出す!公務員 時代を切り拓く98人の実践』(学芸出版社)、『クイズde地方自治』(公職研)に執筆。

収録・公開予定

飯島健一さん|小平市渡辺景己さん|杉戸町村川美詠さん|諫早市...and more!

近日収録

プロフィール

飯島健一(いいじまけんいち)

1974年生まれ。1997年に小平市役所に入庁。財政課、政策課などを歴任し、行政経営課では公共施設マネジメントに取り組む。2016年に認定ファシリティマネジャーの資格を取得。2016年~2017年には、日本ファシリティマネジメント協会公共施設FM研究部会副部会長、自治体等FM連絡会議全国幹事長を務め、自治体や大学等における研修講師経験も多数。現在は、教育委員会学務課長として、学校給食センターのPFI事業に携わるとともに、総務省の経営・財務マネジメントアドバイザー、国土交通省のPRE/FM研修アドバイザーを務めている。業務外においては、小平市職員自主研究グループK-up、東京都の多摩地域全体の自主研究グループタマガワリーグなどで活動をしている。

近日収録

プロフィール

渡辺 景己(わたなべ かげき)

  • 略歴
    • 平成2年:鶴ヶ島市役所(当時町)入庁(行政職:道路建設課、福祉課)
    • 平成2年:鶴ヶ島市役所(当時町)入庁(行政職:道路建設課、福祉課)
    • 平成9年:前橋工科大学入学 その後、鶴ヶ島市役所退職
    • 平成13年:前橋工科大学建築学科 卒業
    • 平成13年:杉戸町役場入庁(建築技術職)
    • 建築課→財産管理課→建築課 と配属 現在 建築課主幹
  • 保有資格:一級建築士、管理建築士、建築基準適合判定資格者、一級建築施工管理技士 、一級管工事施工管理技士、第二種電気工事士、一級土木施工管理技士 (合格)、FP2級 など
  • 主な寄稿:月刊建築技術2011年11月号、2020年6月号、自治体通信web記事、月刊木材情報2019年8月号
  • 主な講演、講師歴:国土交通大学校木材利用研修(R2~)、林野庁木材利用研修(R元~)他

近日収録

プロフィール

村川美詠(むらかわ・みえ)

諫早市健康保険部長。1986年諫早市役所に入庁。選挙管理委員会事務局、障害福祉室、職員課、男女共同参画課課長補佐、教育総務課課長補佐、職員課課長補佐、生涯学習課長、障害福祉課長、健康福祉部次長を経て現職。著書『自分もまわりもうまくいく!公務員女子のおしごと帳』 『すべての働きづらさをふきとばす!公務員女子のおしごと相談室』(学陽書房)

ゲスト予定は順次公開します。

ぜひ自分の経験を話してみたい!という公務員の方がいらっしゃいましたら、ぜひフォームよりご連絡ください。

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