鈴木高祥×中村健児×江口晋太朗×松本優真「サーキュラービレッジ 持続可能な地域資源循環への挑戦」コモングッドトーク vol.3

配信開始日:2021年7月27日| 再生回数:1041 | ご意見・ご感想はこちら

出演

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概要

【イベント内容】

新型コロナウイルスの蔓延とともに、これまで顕在、潜在的であった社会や都市のあり方、人の暮らしや生活、社会基盤のあり方そのものが根底から問い直される時代となりました。

「私」と「公」の関係への問い直し。求められる「共」のあり方と「私」とのつながり。持続的な社会とその生態系に必要なもの。

思想や哲学を持ち、社会基盤の再構築や資本との付き合い方を捉え直すとともに、私(たち)が置かれている社会環境を取り巻くあらゆる分野を横断、越境しながら、これからの文化や社会、経済におけるオルタナティブな可能性について対話いたします。

企画は、ニュースレター「コモングッドをもとめて」を運営するTOKYObetaの江口と、学芸出版社の松本をモデレーターに、毎回、ゲストとともに考えていきます。

第3回目は、リサイクル率日本トップの鹿児島県大崎町でサスティナブルな地域づくりに取り組む、合作株式会社の鈴木高祥さんと、大崎町役場企画調整課の中村健児さんをゲストにお迎えし、環境への意識をまちぐるみでシェアすることの意義や難しさ、ローカルな資源循環をつくる仕組みづくり、持続可能な開発目標=SDGsとの関わりなどについて、幅広く議論しました。

【登壇者】

鈴木 高祥(すずき・たかあき)

合作株式会社 取締役
株式会社カゼグミ 代表取締役
1981 年水戸市出身。民間企業を経験後、2012年よりフリーランスでファシリテーターの企画に従事。茨城にて、カゼグミを2018年に設立。関係人口づくりのプロジェクト、茨城での複業人材誘致や自治体とのシビックプライド醸成のプロジェクトなど、行政・企業とのアイデアソン設計・運営全般に関わる。合作の一員となることで、茨城、東京、鹿児島の 3 拠点生活に。他、一般社団法人Think the Earth推進スタッフ/一般社団法人Work Design Labパートナースタッフ。

中村 健児(なかむら・けんじ)

大崎町役場 企画調整課 課長補佐
一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 事務局長
大崎町生まれ。平成8年に北九州大学を卒業後、鹿児島市の民間企業に勤務。その後、平成10年に大崎町役場に入庁。教育委員会、企画財政課、総務課を経て、平成26年度に企画調整課に配属され、現在、一般社団法人大崎町SDGs推進協議会の事務局長を務める。SDGsに関する業務のほか、地方創生、移住・定住、空き家対策、国際交流、多文化共生等の業務に携わる。現在、47歳。

江口 晋太朗

編集者、ジャーナリスト、プロデューサー。TOKYObeta代表。「都市と生活の編集を通じて、誰がもその人らしい暮らしができる社会に」をテーマに、都市開発、地域再生、空間プロデュース、事業開発、ブランディングなど幅広く取り組む。著書に『実践から学ぶ地方創生と地域金融』(学芸出版社)『孤立する都市つながる街』(日本経済新聞社出版社)『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)他。

松本 優真

学芸出版社編集部。1991年生まれ。

関連書籍

『サーキュラーエコノミー実践 オランダに探るビジネスモデル』

安居昭博 著
四六判・256頁・本体2400円+税
デジタルテクノロジー、インフラ、建築、フード、アパレル等、官民一体で先進的サーキュラーエコノミーへ移行するオランダ。廃棄を出さない仕組みづくりは、経済効果創出・環境負荷軽減・リスク管理等を同時に達成する手法として世界の注目を集める。欧州5年間と国内での調査による日蘭17事例で見えてきた、大きなビジネスチャンス 。

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『SDGs×自治体 実践ガイドブック 現場で活かせる知識と手法』

高木超 著
A5判・184頁・本体2200円+税
持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みが盛んだ。本書では、自治体が地球規模の目標を地域に引きつけて活用する方法を、[1]SDGsの基本理解[2]課題の可視化と目標設定[3]既存事業の整理と点検[4]政策の評価と共有の4STEPで解説。先進地域の最新事情や、現場で使えるゲーム・ワークショップ等のノウハウも紹介

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『実践から学ぶ地方創生と地域金融』

山口省蔵・江口晋太朗 著
A5判・240頁・本体2400円+税
まちの持続可能な経済循環は、地域資源を活かした課題解決に取り組む事業者や行政と、受け身の体制を脱し創造的な支援や連携を目指す地域金融機関の協働から生まれる。本書では各地の意欲的なプロジェクト11事例を取り上げ、背景にあるキーパーソンやステークホルダーの関係性を紐解き、事業スキームのポイントを解説する。

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