山納洋×川地真史「持続可能な社会のための“コモンズ”と“ケア”」
出演
イベント内容
大阪ガスネットワーク都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」
今回のゲストはDeep Care Lab代表、公共とデザインの共同代表の川地真史さんです。
川地さんは一般社団法人Deep Care Lab代表として、「マルチスピーシーズ」、つまり、人間と人間以外の生きものや自然との共生をケアという視点から探索し、これからの社会のデザインに取り組んでおられます。また「公共とデザイン」の共同代表として、「多様なわたしたちによる公共」を目指したプロジェクトにも関わっておられます。今回は川地さんが考える“コモンズ=わたしたち”と”ケア”から展望する持続可能な社会について、そしてこれまでの実践について伺います。
登壇者
山納 洋
1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在大阪ガスネットワーク都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている。
主な著書に『common cafe』(西日本出版社)、『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』など、翻訳書に『分断された都市』(学芸出版社)がある。
川地真史
一般社団法人Deep Care Lab代表理事 / 公共とデザイン共同代表。
Aalto大学CoDesign修士課程卒。フィンランドにて行政との協働やソーシャルイノベーションを研究の後、現在はエコロジーや人類学、未来倫理などを横断し、あらゆるいのちへの想像力とケアの実践を探求。渋谷区のラボ設立伴走、産むを問い直すデザインリサーチ「産まみ(む)めも」、應典院「あそびの精舎」構想/運営、「多種とケア展」開催などプロジェクト多数。論考に『マルチスピーシーズとの協働デザインとケア』(思想2022年10月号)、共著に『クリエイティブデモクラシー』(BNN出版)。