山納洋×内田奈芳美「日本型ジェントリフィケーションを考える」

配信開始日:2021年9月24日| 再生回数:2023 | ご意見・ご感想はこちら
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概要

がくげいラボ×Talkin’ About  vol.4 山納洋×内田奈芳美 『日本型ジェントリフィケーションを考える』

大阪ガス都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」
今回のゲストはアメリカのジェントリフィケーションに詳しく、シャロン・ズーキンの「都市はなぜ魂を失ったか」の訳者である内田奈芳美さんです。
山納さんからコメントが届いておりますのでご紹介いたします。

「ジェントリフィケーション(※)」は、アメリカやヨーロッパでは都市問題として非常に注目されています。日本ではあまり注目されてきませんでしたが、開発の結果起こる都市の均質化・没個性化という点からみると、日本もこの問題と無縁ではありません。
今回はアメリカのジェントリフィケーションに詳しく、シャロン・ズーキンの「都市はなぜ魂を失ったか」の訳者である内田さんとともに、アメリカの状況を参照しながら、日本型のジェントリフィケーションについて考えます。
(※)ジェントリフィケーション…低所得者層の居住地域が再開発や文化的活動などによって活性化し、結果として地価が高騰すること

出演

山納 洋

1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在同社都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている。
主な著書に『common cafe』(西日本出版社)、『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』など、翻訳書に『分断された都市』(学芸出版社)がある。

内田 奈芳美

埼玉大学人文社会学研究科教授。2006年、早稲田大学大学院博士課程修了。博士(工学)。金沢工業大学環境・建築学部講師などを経て、現職。主な著書に『金沢らしさとは何か』(2015年、北國新聞社、共著)『都市はなぜ魂を失ったか』(2013年、講談社、翻訳)など。アーバンデザインセンター大宮副センター長。

対象書籍

分断された都市―再生するアメリカ都市の光と影』

アラン・マラック 著 山納 洋 訳
A5判・288頁・本体3500円+税

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