山納洋×中橋恵「ナポリの『インフォーマルな繋がり社会』を解く」がくげいラボ×Talkin’ About  vol.17

配信開始日:2022年12月18日| 再生回数:1103 | ご意見・ご感想はこちら
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概要

がくげいラボ×Talkin’ About vol.17
山納洋×中橋恵「ナポリの『インフォーマルな繋がり社会』を解く」がくげいラボ×Talkin’ About  vol.17

大阪ガスネットワーク都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」
第17回目の本イベントではイタリア・ナポリ在住で学芸出版社でも数多くの書籍をお書きいただいている中橋恵さんをゲストにお呼びしました。
山納さんからのコメントをご紹介いたします。

ナポリ旧市街にあるサニタ地区には、高層のパラッツォが密集し、 元々住む住民と流動性の高い移民が混在して暮らしています。 犯罪の巣窟とも呼ばれる地域ですが、 最近は路地や公共空間の自由な使い方、 他者の視線も気にせず繰り広げられる超アナログ的生活、 住民たちが形成しているインフォーマルなコミュニティに興味を持つヨーロッパの若者が足を運んでいるそうです。今回は中橋さんにサニタ地区の現状を紹介いただき、 コミュニティにおける繋がりの可能性について考えを深める議論を行いました。

出演

山納 洋

1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在大阪ガスネットワーク都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている。
主な著書に『common cafe』(西日本出版社)、『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』など、翻訳書に『分断された都市』(学芸出版社)がある。

中橋恵

フリーランス・リサーチャー
岐阜県生まれ イタリア・ナポリ在住
イタリア都市研究、都市住宅、地域研究、地域再生などをテーマに活動
1997年 金沢大学工学部土木工学科卒業
1998年~2000年 ナポリ・フェデリコ二世大学工学部建設工学科へ留学
2001年 法政大学大学院工学研究科修了(建設工学専攻)
2006年 ナポリ大学大学院都市建築史科博士課程取得退学(都市図像学専攻)
日本都市計画学会会員、日本都市社会学会会員、イタリア山岳会会員

対象書籍

世界の地方創生』

松永安光・徳田光弘 編著/中橋 恵 他著
四六判・224頁・本体2000円+税

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