新保奈穂美×金田康孝「空き地をもっと自由に使おう」
イベント内容
この動画は、2022年10月10日に開催した「新保奈穂美×金田康孝『空き地をもっと自由に使おう』」の前半パートを抜粋したものです。
郊外の耕作放棄地、都市公園の一角、商業施設の屋上、団地の敷地――。まちのスキマに点在する未活用空間に、都市住民の手による農園が増えています。
都市での暮らしを豊かにするだけでなく、空き地の利活用、コミュニティの再生、都市の緑化、環境教育や食育などさまざまな課題解決に貢献できる、そんな「都市型農園」の可能性を、もっと探りたい!
このイベントシリーズはそんな思いのもと、『まちを変える都市型農園』著者の新保奈穂美さん(兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師、兼、兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門員)をホストに迎えて開催。回は、一般社団法人グッドラック代表理事で、「みんなのうえん」を運営される金田康孝さんをゲストにお迎えしました。
出演者プロフィール
新保 奈穂美(シンポ・ナオミ)
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師、兼、兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門員。東京大学農学部環境資源科学課程緑地生物学専修卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修士課程、同博士課程修了。博士(環境学)。筑波大学生命環境系助教を経て、2021年4月より現職。2021年8月より東北大学大学院国際文化研究科特任講師も務める。博士課程時にウィーン工科大学(オーストリア)に留学、ポスドク時にリンカーン大学(ニュージーランド)に研究滞在。著書に『まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用』(2022年、学芸出版社)など。
金田 康孝(カネダ・ヤスタカ)
一般社団法人グッドラック代表理事。1986年生まれ。神戸芸術工科大学を卒業後、NPO法人Co.to.hana共同設立。2018年12月より「一般社団法人グッドラック」を設立、代表理事に就任。食と農のコミュニティ「みんなのうえん」の運営を主軸に、都市部の遊休地活用のコンサルティング、近畿大学特別講師、イベントプロデュースなどに取り組む。環境省グッドライフアワード2014「環境と食農特別賞」、大阪ランドスケープ賞2018「公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会長賞」を受賞。
関連書籍
『まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用』
新保 奈穂美 著
四六判・208頁・定価 本体2400円+税
郊外の耕作放棄地、都市公園の一角、商業施設の屋上、団地の敷地――。まちに点在する未活用空間に、都市住民の手による農園が増えている。空き地の利活用、コミュニティの再生、都市緑化、環境教育や食育といった地域課題解決に貢献する都市型農園について、国内外の先進事例や実践者への取材を交え、最新の知見を整理する。