樋笠尭士×佐治友基「自動運転レベル4 どうしたら社会に受け入れられるか」

配信開始日:2023年9月28日| 再生回数:552 | ご意見・ご感想はこちら

出演

</p> <p>このコンテンツにアクセスするには、まち座プラス会員としてのご登録が必要です。</p> <p>新規登録いただくか、登録がお済みの場合はログインしてください</p> <p>
ログイン新規登録
概要

イベント内容

自動運転「レベル4(ドライバーフリー)」を許可する道路交通法が2023年4月から施行されました。まずは地域のバスへの導入が想定されていますが、住民に受け入れられるには技術以外にも多くの課題があります。「運転手が車内にいないとき誰が事故の責任を負うのか」「急に飛び出してきた子供を避けるため、別の誰かを犠牲にしなければならないとしたら、AIにどう判断させるのか」「リスクゼロを求めるのか、人が運転するよりも交通事故が減ればよいのか」。

樋笠尭士さんの『自動運転レベル4』は、こうした課題を考え、社会に受け入れられるための方策を考えた本です。その刊行を記念し、本セミナーでは樋笠さんに本書の勘所を解説いただきました。ゲストには日本で初めて4月1日に羽田でのレベル4申請をされたBOLDLY代表の佐治友基さんをお招きし、その取り組みをご紹介いただくと同時に、とりわけ社会に受け容れていただくための課題、方策についてお二人に議論いただきました。

登壇者紹介


樋笠 尭士
多摩大学経営情報学部専任講師、名古屋大学未来社会創造機構客員准教授
刑法学者。上智大学法学部法律学科卒業。中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。
同志社大学人文科学研究所嘱託研究員、中央大学日本比較法研究所嘱託研究員、嘉悦大学ビジネス創造学部非常勤講師、大東文化大学法学部非常勤講師、中央大学法学部助教、法務省法務総合研究所委託研究員を経て、2021年より現職。
自動運転と法の研究に従事しつつ、名古屋大学未来社会創造機構客員准教授を兼務する。
また、経済産業省のRoAD to the L4プロジェクトや、自動車技術会自動運転HMI 委員会などに参画し、ISO/TC241国内審議委員会・専門委員会委員(ISO39003)や、ヴュルツブルク大学法学部ロボット法研究所外国研究員なども務める。近著に「自動運転と倫理」自動車技術2023年1月号、「自動運転レベル4における刑事実務」捜査研究 858号(2022年)など。自動運転倫理ガイドライン研究会代表も務める。


佐治 友基
BOLDLY株式会社 代表取締役社長 兼 CEO
2009年、上智大学経済学部卒業後、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)に入社。 営業部門で施策推進などに従事する一方で、2010年、ソフトバンクグループ代表・孫正義による後継者発掘・育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」の第1期生として参加して以来、新規事業の企画・提案などを手掛ける。

記事をシェアする

学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ