がくげいラボ Vol.8|都市の自由研究会プレゼンツ・都市はどうなっていくのか会議
主催 | 学芸出版社 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
がくげいラボ Vol.8
都市の自由研究会プレゼンツ・都市はどうなっていくのか会議
がくげいラボvol.8は「都市の自由研究会プレゼンツ・都市はどうなっていくのか会議」。都市の自由とは何かを問う「都市の自由研究会」のみなさんをお呼びして、都市のこれからについて考えてみようという試みです。
例えば普段街を歩いているときにふと、「自由に、のんびり過ごせる場所が少ないなぁ~」と、思うことはありませんか?
確かに近年、社会自体が寛容性を失っていくのと相まって、 日本の都市における自由度の低さが指摘されはじめ、都市への注目は否応無しに高まってきました。
専門領域でも「都市の使い方」「都市の新しいデザイン」をめぐる議論が多くなされるようになり、 「タクティカルアーバニズム」や「社会実験」などの意義や手法論が語られる機会も増えています。
こうした背景のもと、そもそも都市における「自由」とはなにか、と根本的に問い直そうとするのが、今回お集まりいただく「都市の自由研究会」の皆さんです。
都市における自由とは何か、なぜ今都市の自由を考える必要があるのか、自由を得るためにはどのような姿勢が必要なのか……などなど、考えるべき課題は山積みです。
立場は異なっても、都市に対するモヤモヤはそこに暮らす一人ひとりが持っているものだと思います。
そこで、今回のがくげいラボでは、都市の自由研究会の皆さんに1人3枚の写真をご持参いただき、自己紹介を兼ねて、その写真が象徴する都市的課題をお話しいただきます。
またパネル枠として参加される皆さんにも、都市的課題を象徴する写真を1枚ずつご紹介いただきます。 さらに途中で会場全体にカードを配布しますので、ぜひ「都市に対して今抱えている課題&質問」を書いてみてください。
都市の「自由」や「これから」について、秋の夜長にみんなで考えてみましょう。
もちろん、オーディエンス枠として聴講のみのお越しも大歓迎です!
また、会場となる千鳥文化さんは、今から60年ほど前に文化住宅として誕生し、地権者・建築家・文化財団・デザイナーなど様々なプレイヤーの協同によって、現在の姿へと変わりました。建築の設計手法としても評価の高いこの改修プロジェクトは、建築家集団 dot architectsが手掛けています。当日は、スタッフとしてdot architectsの方もいるとかいないとか・・・!?
- 日時:2018年10月9日(火)19:30~22:00(19:15 開場)
- 集合場所:千鳥文化
- 定員:30名
- 参加費:1500円(1ドリンク付き)
- 主催:学芸出版社
- 申込:終了しました
- お問合せ:学芸出版社
- 担当:中井/nakai●gakugei-pub.co.jp(※●を@に) TEL 075-342-2600
登壇者
石原凌河
龍谷大学政策学部 講師
1987年京都府生まれ。2010年関西学院大学総合政策学部卒業、2012年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了、2014年同博士後期課程修了。 大阪府立大学、人と防災未来センターを経て2016年4月より現職。主に災害の記憶継承や地域防災をテーマに研究や実践に取り組んでいる。 最近では公共空間の活用とリスクとの折り合いについて関心を寄せている。
近藤 紀章
NPO法人とんがるちから研究所代表理事、滋賀大学環境総合研究センター客員研究員
1977年広島市生まれ。2007年滋賀県立大学大学院環境科学研究科後期博士課程満期退学、地域づくり教育研究センター研究員、 NPO法人五環生活代表理事を経て、2016年から現職。専門は環境社会計画。研究テーマは、自転車と空き家の利活用を通じた地方都市の持続可能性。 共著に「自転車コミュニティビジネス:エコに楽しく地域を変える」(2013、学芸出版社)。
榊原充大
建築家/リサーチャー、RAD
1984年愛知県生まれ。2007年神戸大学文学部人文学科芸術学専修卒業。建築や都市に関する調査・執筆、提案、 プロジェクトディレクション/マネジメントなど、編集を軸にした事業を行う。2008年から建築リサーチ組織「RAD」を共同運営。
園田聡
有限会社ハートビートプラン、認定特定NPO法人 日本都市計画家協会 理事、工学院大学 客員研究員、(一社)国土政策研究会 公共空間の「質」研究部会 ディレクター
○プロフィール 1984年所沢市生まれ。2009年工学院大学大学院修士課程修了。商業系企画・デザイン会社勤務を経て、2015年同大学院博士課程修了。博士(工学)。 現在は、大阪・東京を拠点にプレイスメイキングに関する研究、実践に取り組んでいる。
竹岡寛文
NPO法人とんがるちから研究所(通称:とんち研)研究員、株式会社タケコマイ(企画・編集・デザイン)代表取締役
1983年京都市生まれ。2002年より滋賀県立大学で環境・建築デザインを専攻。2009年同大学院修了後、大阪のデザイン事務所勤務を経て2016年より現職。 地域社会の暮らしに多様性と可能性を求め、既成概念にとらわれない“とんち”の効いたデザイン・アプローチを模索している。
プログラム
- 19:15~ 受付開始
- 19:30~ 登壇者による都市的課題のプレゼン(1人10分×5人)
- ———休憩10分———
- 20:30~ パネル枠の皆さんのプレゼンを交えつつ、会議
- ———適宜休憩———
- 22:00 閉会
イベントは終了しました