がくげいラボ Vol.9|アラウンド・アメリカ 2018——次の都市を考える20のトピック(2018/12/19|京都)
主催 | 学芸出版社 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
がくげいラボ Vol.9 ~年末だし居酒屋に遠征編~
アラウンド・アメリカ 2018
——次の都市を考える20のトピック
スピーカー/榊原充大(建築家/リサーチャー、RAD)
- 日時:
12月19日(水)19時30分~21時30分(受付開始19時10分~/プレゼン開始19時30分~) - 会場:
ハイカラ亭(京都府京都市中京区大宮通錦小路東北角)
- 定員:
30名(先着順) - 会費:
食事(ドリンク飲み放題)付! 3500円 - 申込み: 満員御礼!以降はキャンセル待ちとなります(18.12.17)
イベントは終了しました。 - 問合せ:
学芸出版社 担当:岩切
iwakiri★gakugei-pub.co.jp(※★を@に)
TEL 075-342-2600
がくげいラボは、編集部の「今これが気になる!」に答えてくれる方々をお呼びし、参加者の皆さんを交えてざっくばらんに議論したい!という企画です。
第9回目のテーマは「アラウンド・アメリカ2018」。スピーカーは第1回と第8回でもご登壇いただいたRADの榊原充大さんです。京都や愛知県岡崎などで建築、まちづくり、タクティカル・アーバニズムなどのプロジェクトについて企画・調査・マネジメントをするなかで、目指す都市の姿や実践の現場をリサーチしたいという興味関心から、今夏に24日間のアメリカ周回視察を終えた榊原さん。旅を振り返って、次の都市を考える20のトピックをピックアップしてもらいます。
滞在場所はNY、ヒューストン、マーファ、フェニックス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ポートランド、デトロイト。NYやロサンゼルスで進むシェア・エコノミーや最新の建築事情、ドナルド・ジャッドが拠点とした街としてアート界隈で有名ながら意外に日本人訪問者は多くないらしい辺境都市マーファでの滞在など……。2018年の1ヶ月間、弾丸で回ったがゆえに見えてくる「アメリカ諸都市のいま」が知れる報告会です。
会場は四条大宮の鉄板焼き屋ハイカラ亭さん。2階の座敷を貸し切って、年の瀬に飲み食いしながらゆる~く議論を深めたいと思います。
次の都市を考える20のトピック
- UBERはタクシー配車アプリじゃない
- シェアサイクル乗り比べてみました
- キャッシュレスがすごい
- 地肩の強いアメリカ・アート・カルチャー
- 気づきのためのミュージアム
- 人の集まる空間——主に公園
- ネットワークとフリーライダー
- 独断的3大カジュアル・ラクシュアリー・ホテル
- アメリカ宿泊事情24日分一挙公開
- テキサスの洒落たど田舎マーファ
- 実況!コズミック・カラオケ!
- アメリカ人はブルワリーに車で乗り付ける
- まちなかの危機意識
- カリフォルニア文化を支えるシェ・パニース
- 思い出のシーランチ
- スーパーマーケットがいい
- ベタにいい建築
- ハイラインはいま
- Amazon Goいきました
- 食べたもの全部
ゲストプロフィール
榊原充大
建築家/リサーチャー、RAD
1984年愛知県生まれ。2007年神戸大学文学部人文学科芸術学専修卒業。建築や都市に関する調査・執筆、提案、 プロジェクトディレクション/マネジメントなど、編集を軸にした事業を行う。2008年から建築リサーチ組織「RAD」を共同運営。
イベントレポート
参加者の皆さん、お越しいただきありがとうございました!当日は居酒屋遠征というはじめての試みなだけに読みが甘く、会場はすし詰め状態…。参加者の皆さんには窮屈な環境でご迷惑をおかけしつつ、2時間身を寄せ合ってお付き合いいただくことになってしまいましたが、鍋を食べつつ話に耳を傾け、たくさんの質問もお寄せくださり、ありがとうございました。
榊原さんには打合せの時から「これ20トピック全部話すのは絶対無理だと思う…」と言われており、結果人気投票制というスタイルで進行。20のうち約5トピックしか話せておらず、「2時間じゃ足りない!」の声も多数お寄せいただきました(実際お店のご厚意で結構オーバーさせてもらいました…)。20トピック全部聞こう!と意気込んできてくださった方、申し訳ありませんでした。
とはいえ、ランキングもたいへん興味深かったので、こちらにご報告しておきます。
票の分散具合も結構きれいにわかれているのが面白く、皆さんの興味関心がよくわかる結果となりました。僅差で話せなかったトピックもあるものの、メイントピックはしっかりお話しできたのかなと思います! もちろん、気になるテーマはまだまだあったかとますが、それはまた、まとまった記録(榊原さんたちの自主制作冊子が刊行予定とのこと!)が出たときの楽しみにとっておいていただければ。
以上、濃密な2時間をぶっ通しで、ご飯をひとくちも食べずにひたすら話続けてくださった榊原さん、本当にありがとうございました。そしてご参加くださったみなさんも、狭い会場でご迷惑おかけしましたが、ありがとうございました! …もし次に、居酒屋開催の声があがった時には、もっとゆったり座っていただける定員設定に改めたいと思いますので、これに懲りずどうぞよろしくお願いします。
(2018.12.20 担当・岩切)