コンクリート主任技士・診断士試験 小論文のツボ
内容紹介
過去問をもとに小論文の書き方を丁寧に解説
試験で必須となる小論文。最新の出題傾向を踏まえ、問題分析、準備メモのつくり方、解答例を丁寧に解説した。技術的な記述が要求される小論文について、過去問をもとに、手順を踏んだ解答、行数の割振り、よくあるミスを具体的に紹介。基本的な注意事項もまとめた。ツボを押さえて採点者に伝わる小論文の書き方を習得しよう。
体 裁 A5・220頁・定価 本体2500円+税
ISBN 978-4-7615-2786-0
発行日 2021-08-15
装 丁 KOTO DESIGN Inc. 山本剛史
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『コンクリート主任技士・診断士試験 小論文のツボ』をご購入いただいた方に、著者による小論文の無料添削サービスを実施します。
下記をご確認の上、お申込みください。
お申し込み方法
①下記の申込みフォームに必要事項を記入し、お申込みください。ご購入いただいたことを確認するため、申し込みの際本書巻頭に掲載しているチケットの写真(もしくはスキャニング)を添付してください。
②お申込みいただいたメールアドレスに受付完了メールをお送りいたします。メールに記載されている解答用紙をダウンロードしてください。
③受付完了から1カ月以内に添削を希望される論文をご提出ください。詳細は下記『ご提出にあたって』をご覧ください。
解答用紙ダウンロード
●コンクリート主任技士解答用紙 (word)
こちらからダウンロードしてください。
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/6106/syuningishi-1.docx
●コンクリート主任技士解答用紙 (pdf)
こちらからダウンロードしてください。
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/6106/syuningishi-2.pdf
●コンクリート診断士解答用紙 (word)
こちらからダウンロードしてください。
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/6106/shindanshi-1.docx
●コンクリート診断士解答用紙 (pdf)
こちらからダウンロードしてください。
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/6106/shindanshi-2.pdf
ご提出にあたって
①問題は、本書に掲載している過去問から1問をお選びください。
必ず、出題年度と問題番号をご記入ください。
②解答用紙は下のフォーマットをダウンロードしてご使用ください。
PCで入力される方はword版、印刷して手書きされる方はpdf版をご利用ください。
③作成した解答は「word」もしくは「PDF」で保存し、メールでご送付ください。
手書きの場合は、文字がはっきり読み取れるようにスキャンいただきますようお願いいたします。
送信先:eigyo(at)mbox.gakugei-pub.co.jp
※(at)は@に変更ください
④メールが届き次第、学芸出版社で不備がないかを確認し、受付完了メールをお送りいたします。(2-3営業日)
⑤後日、平岩先生の添削入り解答をメールでお送りいたします。
※2週間程度お待ちください。添削期間は申込み状況によって前後しますので、ご了承ください。
※原則郵送での返送は承っておりません。ご了承ください。
※ご希望の方は、平岩先生の添削コメントを反映した小論文の再添削をいたします。その際は再添削希望とメールをお送りください。(再添削は1度のみとさせていただきます。)
注意事項
・提出が1か月を過ぎた場合は受付をキャンセルさせていただきます(メールで通知します)。その後も募集中であれば再度申し込みが可能です。
・お寄せいただいた小論文は、本書広報のために公開させていただく場合があります。その際、個人情報は一切公表いたしません。
・お申込みの際に提出された個人情報は、弊社書籍案内のメール配信のみに利用させていただき、他の用途には使用いたしません。
申込みに関するお問い合わせはeigyo(at)mbox.gakugei-pub.co.jpまでご連絡下さい
※件名は下記の「」内をコピーして使用ください。
「添削サービスに関する問合せ/コンクリ小論文」
※(at)は@に変更ください
読者1
1章 試験について
1・1 コンクリート主任技士試験
1・2 コンクリート診断士試験
2章 解答の流れと学習の方法
2・1 四肢択一問題:主任技士、診断士共通
1 解答時の注意点
2 学習の方法
2・2 小論文:コンクリート主任技士
1 解答の流れ
2 学習の方法
2・3 小論文:コンクリート診断士
1 解答の流れ
2 学習の方法
3章 小論文作成時の基本的な注意事項
文体を混在させない
段落のはじめは1字下げる
内容の切れ目で改行を行う
指定の行数まで書く
長文ではなく、短文で
接続詞で文章をつなげていく
接続詞について
1 順接/ 2 逆接/ 3 並列・累加/ 4対比・選択/ 5説明/ 6転換
問題文の語句をそのまま使う
主語・述語を明確にし、その対応をとる
主語には、すでに出た語句を使用する
見直しをする
4章 小論文の解答のツボ
4・1 コンクリート主任技士試験の小論文の解答のツボ
例題分析1 2018年度 問1
例題分析2 2018年度 問2
例題分析3 2009年度
4・2 コンクリート診断士試験の小論文の解答のツボ
例題分析1 2020年度 問題I(建築)
例題分析2 2020年度 問題II(土木)
5章 小論文でよくあるミス
5・1 問題文に正しく答えていない
5・2 小論文の論理がわかりにくい
5・3 日本語がおかしい
6章 過去問題解説-準備メモと解答例
6・1 コンクリート主任技士
2020年度/2019年度/2017年度/2016年度
6・2 コンクリート診断士
2019年度 問題I(建築)/2019年度 問題I(土木)
2018年度 問題B-1(建築)/2018年度 問題B-2(土木)
2017年度 問題B-1(建築)/2017年度 問題B-2(土木)
小論文チェックシート
本書は、日本コンクリート工学会(JCI)の認定資格であるコンクリート主任技士試験およびコンクリート診断士試験の小論文試験の書き方のポイント“ツボ”を説明したものです。これらの試験では、四肢択一問題とともに、1000文字程度の小論文問題が課されます。
小論文試験では、2つの能力が問われます。
1.知識
2.文章作成技術
1の知識は、小論文の内容に直結するものです。書いてある内容が間違っていれば、当然評価は低くなります。これは四肢択一問題と同様なので、四肢択一問題の対策として得た知識を文章で説明できるようにしておくことが小論文対策になります。
2の文章作成技術は、読んだときにわかりにくい、もしくはわからないといった文章の優劣です。たとえ1の知識があり、書かれている内容が正しかったとしても、それが上手に伝わらないのであれば、小論文としての評価はとても低くなります。
本書では、主として2の文章作成技術を説明しています。具体例を挙げるなら、下記のような文章の作成技術です。
コンクリート主任技士試験では、自分の知識を、どのように問題文に解答する形で文章にするか?
コンクリート診断士試験では、自分の知識に基づく診断を、問題文の資料をどのように使って裏付けながら文章にするか?
本書がコンクリート主任技士試験およびコンクリート診断士試験の合格の一助となれば幸いです。と同時に、小論文試験の勉強を通じて、自分の考えをわかりやすく文章にする技術を身につけてもらえたら、著者として望外の喜びです。それは必ず一生の財産になります。
また、本書の出版にあたっては、学芸出版社の中木保代さんに大変お世話になりました。付記して謝意を表します。
2021年6月
著者