一級建築士受験 マンガでわかる製図試験


ヒヅメ・山口 達也 著

内容紹介

マンガで読む、異色のエンタメ受験参考書!

設計実務に長年携わっていれば「楽勝」かと思いきや、なかなか合格できない一級建築士の製図試験。いわゆる「角番」と呼ばれる製図試験3度目のチャンスにかける主人公が、努力だけでは勝てないなかで、まわりの人たちから得ていく「気づき」や「ノウハウ」を糧に突き進む物語である。マンガで読む、エンタメ受験参考書。

体 裁 A5・168頁・定価 本体1800円+税
ISBN 978-4-7615-1374-0
発行日 2021-04-20
装 丁 KOTO DESIGN Inc. 山本剛史


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読者

主人公のあかりさんの初期段階の状況が自分と重なる部分も多く、ハッとさせられるシーンが多々ありました。講義で自分が質問したエスキースの作図精度などについても描いてあり、私の悩みは共通の悩みなんだと実感しました。

読者

基本だけどすごく大事なことが、分かりやすくまとめられていると思いました。行き詰まった時に、また、読み返してみたいと思います!

読者

主人公が工務店を継ぐために一級建築士を目指す!ってところに感情移入して読んじゃいました > <  分かりやすくて面白い!!

読者

製図試験の勉強方法が実務とオーバーラップする点が面白かったです! 試験対策という側面だけでなく、論理的思考のトレーニングと思えるようになりました。モチベーション↑できます!

読者

『ステップエスキース』と組み合わせると、相乗効果が大きいと思います。書き込みをしながら、読もうと考えています。著者の意図した使い方ではないかもしれませんが。試験が終わったら、記念にもう一冊買います!

書店

彼氏の存在がポイント高いですね。専門知識がないからこそ、平易な言葉でなおかつ、わかりやすく導いてくれる。上司と父親だけだと全てわかっている立場からでのアドバイスなので、読み手側からしてみれば目線を上に感じてしまう。それはわかっているけれど、でも根本的な考え方がわからないというのを上手く突いているのではと思いました。
(ジュンク堂書店岡島甲府店 理工書担当・田村様)

第1話 戦う相手を知る ──製図試験の分析

第2話 ベストな出入口はどこ ──敷地条件の読解

第3話 料理に合う器とは ──最大建築面積の想定

第4話 細部を詰める ──要求のリスト化

第5話 つながりを書き出す ──動線図の検討

第6話 決めつけず、柔軟に ──ゾーニングの検討

第7話 ゾーンで考える ──スケルトンのコア配置

第8話 手間をかけ、手戻りをなくす ──プランニング

第9話 考えずに変換する ──効果的な作図

第10話 網羅して答える ──要点の記述、そして試験本番へ

エピローグ

ヒヅメ

日本工業大学工学部建築学科を卒業後、発電プラント企業に勤務。在職中に一級建築士を取得した経験をもとに、受験体験記「一級建築士になりたい」(Kindleインディーズ)を執筆。発表後1年で2万ダウンロードを記録し、Kindleインディーズマンガ大賞にノミネートされる。現在、建築実務に携わりながら、マンガ家として活躍。本書が出版社デビュー作となる。

山口 達也

神戸大学大学院環境計画学専攻修士課程修了。阪神電鉄、レンゾ・ピアノ・ビルディングワークショップ・ジャパン等を経て、有限会社I.L.D.を立ち上げ、製図試験.com代表を務める。NPO 理事、一般社団法人代表理事、大阪コミュニティ通信社代表をこなしつつ、セルフビルダーとして狭小店舗デザインを行う。一級建築士、心理カウンセラー。著書に『一級建築士設計製図試験 ステップで攻略するエスキース』(学芸出版社)など。