WORKSIGHT [ワークサイト] 6号
内容紹介
しなやかな強さを求めアジアへ
現代は「VUCA」の時代だと言われる。Volatility:変動性、Uncertainity:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性の頭文字を取り、グローバル企業が経営環境を表現するキーワードとしてこぞって使っている。地球環境の変化、人口変動、ステークホルダーの複雑化、就労形態の多様化。一国一企業で完結する課題ばかりでもなく、その変化対応に待ったなしの状況にある。この時代を乗り切るために、企業には何が求められるのだろうか? そしてワーカーはどのように考え、行動すべきか? 特集テーマに選んだ「レジリエンス」(Resilience)は「変化が起こってもしなやかに立ち直る強さ」を示す概念だ。今回、そのヒントを探る地として選んだのはアジア。目まぐるしく社会が変化しているシンガポール、韓国をめぐり、VUCAの時代をしなやかに生き抜くレジリエンスに長けた組織の環境づくりを追った。
体 裁 A4変・80頁・定価 本体800円+税
ISBN 978-4-7615-0908-8
発行日 2014/10/01
CASE1
NHN Entertainment/クオリティ・オブ・ライフの尊重がゲームの未来を切り開く
CASE2
Singapore Telecom/アジア最大級の通信会社が挑む “変化を生み出す絆”づくり
Interview
野中郁次郎/日本企業が持つ「知識機動力」とは?
CASE3
Seoul Creative Lab/市民自ら首都ビジョンを描く “フューチャーセンター”
COLUMN
id KAIST/世界有数のデザインスクールが見据える デザイン3.0の未来
CASE4
Asiance/ローカルルーツの体現がグローバル企業と対等な関係を築く
CASE5
The Co/帰属欲を刺激し、人の輪が増える クラブ的コワーキングスペース
Wrap-up
山下正太郎/三つのレイヤーで考えるレジリエンスを高めるワークスタイルとは?
Reference
小西喜朗/マインドフルネス
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