スタンダード 一級建築士 2021年版

建築資格試験研究会 編著

内容紹介

基本学習+問題チェックで受験をサポート!

建築士試験は最早「よく出る」対策だけでは合格しない。本書は、過去の出題や新傾向の難問を吟味し、出題された内容のすべてが基本に戻って学べるよう、初歩から丁寧に解説し理解力UPをはかる。学科試験の復習と整理、問題チェックがこの1冊でできる、建築士受験の王道をいく定番テキスト。「解答と解説」が切り離せて便利。

体 裁 A5・476頁・定価 本体3000円+税
ISBN 978-4-7615-0340-6
発行日 2021/02/01
装 丁 森下 仁


目次著者紹介はじめに

はじめに
この本の特徴と使い方
一級建築士試験 受験ガイド

学科Ⅰ 計画

1 建築設計の手法
2 住宅・集合住宅1
3 住宅・集合住宅2
4 事務所
5 百貨店・駐車場
6 劇場・ホテル
7 学校・幼稚園
8 病院・高齢者施設
9 図書館・博物館・美術館
10 細部計画
11 開口部
12 バリアフリーと各部の安全対策
13 都市計画の歴史
14 都市計画の手法
15 まちづくり
16 建築物の保存・再生・活用
17 日本建築史
18 西洋建築史
19 建築積算
20 マネジメント
改正試験を乗り切る勉強法(計画編)

学科Ⅱ 環境・設備

21 室内気候
22 空気汚染と換気量
23 換気方式
24 伝熱
25 結露
26 日照と日影
27 日射と防寒・防暑
28 採光
29 照明
30 色彩
31 音の基本事項
32 騒音防止と室内音響
33 防火と防
34 設備計画
35 空調・冷暖房設備1
36 空調・冷暖房設備2
37 給排水設備
38 電気・照明設備1
39 電気・照明設備2
40 防災設備
改正試験を乗り切る勉強法(環境・設備編)

学科Ⅲ 法規

41 用語の定義
42 面積・高さの算定
43 制度規定1
44 制度規定2
45 一般構造規定1
46 一般構造規定2
47 防火規定1
48 防火規定2
49 避難規定1
50 避難規定2
51 避難規定3
52 内装制限 安全検証法
53 建築設備規定
54 構造強度規定
55 構造計算規定
56 道路規定
57 用途制限
58 容積率
59 建ぺい率・その他
60 高さの制限1
61 高さの制限2
62 防火地域・準防火地域
63 地区計画・建築協定
64 バリアフリー新法・耐震改促法
65 建築士法
66 建設業法
67 都市計画法
68 消防法
69 品確法
70 その他の法律
改正試験を乗り切る勉強法(法規編)

学科Ⅳ 構造

71 断面の係数
72 応力度とひずみ度
73 静定構造物 はり・ラーメン・トラス
74 はりの変形と不静定ばり
75 不静定ラーメン
76 層間変位と層せん断力・柱の負担せん断力
77 全塑性モーメントと崩壊荷重
78 座屈と振動
79 荷重・外力1 固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風圧力
80 荷重・外力2 設計用地震力・応力の組合せ
81 構造設計1
82 構造設計2
83 木質構造
84 鉄筋コンクリート構造1 はり・柱
85 鉄筋コンクリート構造2 スラブ・耐震壁・その他
86 鉄筋コンクリート構造3 耐震設計
87 鉄筋コンクリート構造4 計算問題・ひび割れ
88 鉄骨構造1 鋼材の規格・F値・許容応力度
89 鉄骨構造2 接合
90 鉄骨構造3 耐震設計
91 鉄骨構造4 部材の設計・その他
92 鉄骨鉄筋コンクリート構造
93 構造全般
94 土質・地盤
95 基礎構造
96 限界体力計算・品確法
97 構造計画・耐震計画
98 建築材料1 木質材料
99 建築材料2 コンクリート
100 建築材料3 鋼材等
改正試験を乗り切る勉強法(構造編)

学科Ⅴ 施工

101 施工計画
102 現場管理1 施工管理・安全管理
103 現場管理2 材料管理・各種試験・届出
104 地盤調査
105 仮設工事
106 土工事・山留め工事
107 地業工事
108 鉄筋工事1 材料・加工・配筋
109 鉄筋工事2 配筋・圧接
110 型枠工事1 材料・設計
111 型枠工事2 組立・存置期
112 コンクリート工事1 材料・品質
113 コンクリート工事2 調合
114 コンクリート工事3 運搬・打設・養生
115 鉄骨工事1 工場作業・現場作業
116 鉄骨工事2 接合部
117 PC工事・ALCパネル工事
118 防水・シーリング工事
119 左官工事
120 タイル工事・張り石工事
121 金属工事・ガラス工事
122 塗装工事・吹付け工事
123 内装工事・外装工事
124 設備工事
125 工事契約
改正試験を乗り切る勉強法(施工編)

一級建築士試験「学科の試験」

●試験問題
・令和2年度
・令和元年度
・平成30年度

●解答と解説
・令和2年度
・令和元年度
・平成30年度

建築資格試験研究会

建築教育現場のベテランによる執筆グループ。

「一級建築士試験」は、建築士法第4条に基づき建築物の設計・工事監理を行う技術者の業務の適性をはかり、技術水準を確保する目的で、国土交通大臣が実施する国家試験で、平成20年11月末に改正建築士法が施行され、平成21年度より新制度の下に建築士試験が実施された。これに合格すれば、「一級建築士」として、すべての建築物の設計・工事監理ができるとともに、構造設計一級建築士・設備設計一級建築士の資格取得のためにも必要な、社会的責任が非常に大きな資格であるといえる。

「一級建築士試験」は、学科および設計製図について筆記試験により行われる。学科試験は、「計画」「環境・設備」「法規」「構造」「施工」の5科目に分けて実施され、この学科試験に合格した者に限り設計製図の試験が受けられる2段階方式である。よって、第一関門である学科試験をクリアすることが重要となる。
以上のことから、本書は、学科試験の受験のために短時間で能率的に学習が進められるように次のことに力を注いだ。

①全学科の講義と最近3年分の過去問をまとめたことにより、1冊ですべての学習ができる。すなわち、講義部と年度版部(過去問部)とをキャッチボールしながらより一層理解を深められるように配慮したので、受験の基本学習と過去問チェックをしたい人には最適である。
なお、過去問部では、試験問題の五者択一から四者択一への変更に対応して、効果的な学習ができるように配慮した。
②講義部の下部には、その項目に関する問題を掲載し、その項目の理解度をチェックできるようにした。解答も各選択肢ごとに出来る限り詳しく解説して、正誤についても理解しやすくした。また、頻出問題や注意問題などの区別をつけた。
③その項目に関する「重要語句」「覚えておこう」「ここに注目」などの囲みを多用し、理解を深めるための変化をつけた。
④各項目の後ろにイラストを入れ、その項目の出題傾向を示し、各見出しの前には重要度を記載したりして、楽しく学習するための「遊び心」も取り入れた。
これらの内容を限られたページ数の中で一級建築士を目指す者にとって必要な内容を精査し、確実に力がつくように構成した。また、本書は、受験準備の総仕上げに、社内教育用・講習会用のテキストとしても十分対応できる内容を備えていると確信している。
本書を活用され、1人でも多くの方々が一級建築士に合格されますことを願ってやまない。

著者一同

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