【受付終了】治水 × 伝統 × デザイン=□(2019/10/18|東京)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

毎年のように発生する豪雨、世界的な気候変動による洪水リスク上昇。従来の「川だけが頑張る」治水システムでは、私たちの暮らしを守るのが難しくなっている。これからは、まちに洪水を計画的に氾濫させることも含め「まちと川が一緒に頑張る」治水システムへの転換が必要だ。

現代の治水技術と伝統的な治水技術、そして空間デザインを融合することで、日本の風土にあった、洪水に強く、魅力的な地域づくりが実現できるのではないだろうか。

土木設計家として、地域の魅力づくりに取り組んできた篠原修氏、河川技術者として、川と地域の新しい関係づくりに取り組んできた宮本博司氏。

川とまちの垣根にとらわれないお二人を囲み、洪水との共生に向けた教育のあり方、河川行政と都市計画行政の協働の仕組みづくりなど、いま、私たちが取り組むべきことについて知恵を出し合いたい。

日時

2019 年 10 月 18 日(金)18:00-20:00

場所

カフェ麹中(東京都文京区本郷 2 丁目 35-10 本郷瀬川ビル 1F)

話し手

篠原 修

東京大学大学院工学系修士課程修了後、アーバンインダストリー、東京大学農学部林学科助手、建設省土木研究所、東京大学工学部教授、政策研究大学院大学教授などを歴任。工学博士。主な著書に『土木造形家百年の仕事』、『土木デザイン論』など。主な設計指導に、勝山橋、油津堀川運河、桑名住吉入江、津和野川、苫田ダム、日向市駅、旭川駅など

宮本 博司

京都市生まれ。京都大学大学院修士課程土木工学修了後建設省入省。苫田ダム工事事務所長、長良川河口堰建設所長、国土交通省河川局建設専門官、調整官、淀川河川事務所長、近畿地方整備局河川部長を経て、国土交通省防災課長を最後に、国土交通省退職。2007 年より淀川水系流域委員会委員長、2014 年水循環基本法フォローアップ委員、現在、株式会社樽徳商店代表取締役。

聞き手

二井昭佳 国士舘大学 教授
崎谷浩一郎 株式会社イー・エー・ユー

主催

特定非営利活動法人 GS デザイン会議

定員

50 名(先着順、参加無料、非会員可)

詳細・申込み

http://www.groundscape.jp/wp-content/uploads/2019/09/191018flyer.pdf

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