田畑昇悟×柴田祐×内平隆之×田口太郎×野村理恵×佐久間康富「次世代への継承から地域の未来を展望する」

地域住民と外部人材の双方による世代の継承を展望すべくまとめた書籍『少人数で生き抜く地域をつくる』の出版記念イベント第二弾。今回は、地域住民側の論点として、次世代への継承から地域の未来を展望したいと思います。京都府南丹市での取り組みを契機にした「集落の教科書」は、移住者向けに地域の「良いことも、そうでないこともちゃんと伝えたい」として制作されましたが、その制作過程で、地域のリーダー世代と次世代の対話の機会となっています。この取り組みは書籍『「集落の教科書」のつくり方』としてまとめられました。そこで、『「集落の教科書」のつくり方』の著者、田畑昇悟さんをゲストに迎えた合同セミナーを企画しました。「集落の教科書」と本書で取り上げた熊本県の事例や論考を手がかりに、どのように地域の次世代への継承を展望するか、地域のなにが継承されるべきかについて議論しました。2つの書籍を元にして、人口減少局面にある農山村の今後、またその先の未来を展望する場になることを期待しています。

山納洋×鈴木美央「都市戦略としてのマーケット」

大阪ガスネットワーク都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」

今回のゲストは『マーケットでまちを変える』の著者であり、「このまちにくらすよろこび」を地域の人と共につくることをテーマに、エリアマネジメント・シティプロモーション事業を中心に活動されている鈴木美央さんです。
山納さんからコメントが届いておりますので、ご紹介いたします。

日本では近年、マーケットが各地で誕生し、日々の買い物の場、 コミュニティの場として定着しつつあります。 特に最近は地域経済の活性化、スタートアップの機会提供、 コミュニティの形成、場所の魅力向上などの期待から、 マーケットを都市戦略として位置づける動きも出てきています。 今回は2018年6月に『マーケットでまちを変える 人が集まる公共空間のつくり方』(学芸出版社) を出された鈴木美央さんとともに、 マーケットのさらなる可能性について伺います。