宗田好史×大社充「インバウンド再生—コロナ後へ向けて何をなすべきか」

配信開始日:2021年1月28日| 再生回数:1537 | ご意見・ご感想はこちら

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概要

【イベント内容】

激増した海外からの観光客が途絶えて半年。
まだまだ先が見えないなか、インバウンドの再生に向けて何をなすべきかを示す『インバウンド再生—コロナ後への観光政策をイタリアと京都から考える』を出版します。

本セミナーでは著者の宗田好史氏を迎え、オーバーツーリズムの愚を繰り返さず、市民に愛される観光に再生するための方策をお話しいただきます。
文化の底力、地域それぞれの文化と文化財の奥深さを伝えることで、イタリアも京都も発展してきました。異文化との交流を通じて自らを革新し、双方の文化を変容、発展させ文化産業を育ててきたのです。
ローマ市民は、観光客はむしろローマをよくした、観光がなければ、ローマは貧しい田舎町、ちょっと油断すれば変化に取り残されたと言います。
かつてイタリアがそうであったように、未来の地域社会では、多様な文化を受け容れて、われわれ自身も変わっていくでしょう。身近な場所での異文化交流は高齢化した地方都市を再生し、文化都市に転換する力になります。
本書では、世界の人々とともに、われわれと彼らの文化を発展させる道を探りました。セミナーで議論を深めたいと思います。

なお、ゲストには体験交流型ツーリズムを切り拓き、DMOなどデスティネーション・マネジメントの普及に力を尽くされている大社充さんをお迎えし、現場視点から議論いただきます。

【登壇者】

宗田 好史

1956年浜松市生まれ。法政大学工学部建築学科、同大学院を経て、イタリア・ピサ大学・ローマ大学大学院にて都市・地域計画学を専攻、歴史都市再生政策の研究で工学博士(京都大学)。
国際連合地域開発センターを経て、1993年より京都府立大学助教授、2012年より同教授、2016年4月~2020年3月副学長・和食文化研究センター長。
京都市景観まちづくりセンター理事、(特)京町家再生研究会理事などを併任。国際記念物遺産会議(ICOMOS)国内委員会理事、東京文化財研究所客員研究員、国立民族学博物館共同研究員などを歴任。

大社 充

1987年、エルダーホステル協会の創設に参画。地域資源を活用した集客コンテンツの開発のほか、観光人材育成に取り組む。「観光まちづくり組織(DMC)事業運営人材育成研修」を全国80地域以上で実施。2011年、日本観光振興協会理事として「DMO研究会」を立ち上げDMO研究および概念普及に取り組み「DMO推進機構」を設立。2014年「まち・ひと・しごと創生会議」委員としてDMO政策を主導、各地で導入支援と人材育成に取り組む。事業構想大学院大学客員教授(2015-2017)、琉球大学非常勤講師(2020-)。
現在、DMO推進機構代表理事、京都大学経営管理大学院で「デスティネーションマネジメント論」を担当。全国でDMOおよびデスティネーションマネジメントの普及・導入支援を行う。2021年4月から豊岡市に開学する芸術観光専門職大学(仮称)に勤務予定。

対象書籍

『インバウンド再生 コロナ後への観光政策をイタリアと京都から考える』

宗田好史 著
四六判・284頁・定価 本体2400円+税

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