基礎講座 建築設計製図

基礎講座 建築設計製図 
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内容紹介

設計力・作図力を効率よく身につけよう

二級建築士試験に即した図面で建築設計の考え方と製図の手順を学べる初学者のための教科書。構造・計画の知識、設計条件の読み解き方と、作図の手順を2色刷り、グリッド作図で学びながら、読解力・設計力・作図力を効率よく身につけよう。木造、RC造を詳説、鉄骨造にも触れた。二級建築士「設計製図の試験」対策にも最適。


福田健策・野中大道・坂利春 著
著者紹介

建築士試験に強い「基礎講座」シリーズに「製図」が登場です。 本書の特徴は木造・RC造・S造の作図手順を2色刷で学べるだけでなく、 建築設計の考え方まで学べるところです。 建築士を目指す方にご活用いただければと思います。
編集担当I
編集担当I
体裁A4変判・140頁(うち96頁2色刷り)
定価本体3000円+税
発行日2024-12-25
装丁KOTO Design,Inc.山本剛史
ISBN9784761533069
GCODE1094
販売状況 在庫◎
ジャンル 製図技法・パース・インテリア
教科書分野 建築製図・パース・色彩
教科書シリーズ 基礎講座シリーズ
目次著者紹介はじめにレクチャー動画関連イベント関連ニュース

第1章 建築製図の基礎知識

1 製図の道具と使い方

(1)製図用具
(2)製図の準備
(3)製図記号(よく使う製図記号)
(4)文字の書き方
(5)植栽表現
(6)駐車スペース・駐輪スペース

2 建築製図を行う上で必要な法規

(1)用途地域
(2)建築面積と延べ面積
(3)建ぺい率と容積率
(4)高さ制限(北側斜線,道路斜線,隣地斜線)
(5)居室の採光
(6)居室の換気
(7)階段
(8)構造に関する規定

3 省エネルギー住宅と既存ストックについて

第2章 木造住宅

例題

1 計画

(1)寸法および各室の広さを決める
(2)配置計画
(3)平面計画
(4)構造計画

2 ケーススタディ

(1)設計条件
(2)例題からエスキースをしてみる
1. 設計条件の検討
2. 建物規模の検討
3. 建物の形状・ボリュームと位置の決定

3 作 図

(1)要求図面
(2)要求図面の描き方

家具・什器のサイズ(参考値)

1階平面図兼配置図・2階平面図
矩計図
断面図
注 最高高さの求め方
立面図

第3章 鉄筋コンクリート造

1 鉄筋コンクリート造の概要

例題

2 鉄筋コンクリート造の構造形式

(1)ラーメン構造
(2)壁式構造
(3)フラットスラブ構造
(4)シェル構造

3 ラーメン構造について

(1)柱のスパン割付
(2)各部位の寸法およびディテール寸法
(3)階高・断面の検討
(4)外壁中心線(壁芯)と柱の中心線(柱芯)の関係
(5)スパン計画
(6)敷地の道路位置による動線の考え方
(7)ゾーニング計画
(8)配置計画
(9)平面プラン計画
(10)所要室レイアウト
(11)所要室のセッティングポイント

4 ケーススタディ

5 作 図

(1)要求図面
(2)要求図面の描き方
1階平面図兼配置図
2階平面図
矩計図
断面図
立面図

付章 鉄骨造

1 鉄骨造の概要

2 鉄骨造の構造形式

(1)ラーメン構造
(2)トラス構造
(3)アーチ構造
(4)その他

3 鉄骨ラーメン構造について

(1)柱のスパン割付
(2)構造計画と各部位の仮定断面寸法(低層建築物の場合)
(3)耐火構造,耐火被覆
◎4 鉄骨造の設計条件

福田 健策(ふくだ けんさく)

株式会社KAI一級建築士事務所・スペースデザインカレッジ創設者。一級建築士。住宅建築を中心に、数多くの設計業務を手掛けるかたわら、建築・インテリアデザイナーを養成する「スペースデザインカレッジ」を創設。著書に『<第二版

専門士課程 建築計画』『<第二版 専門士課程 建築施工』『専門士課程 建築法規』『専門士課程 建築構造』など。

野中 大道(のなか だいどう)

スペースデザインカレッジ専任講師。インテリアデザイナー。

坂 利春(さか としはる)

S/A坂利春建築研究所所長。スペースデザインカレッジ非常勤講師。

本書は建築,インテリアの業界を目指し始めた方々のために,最低限の基本的な作図方法,作図に必要な知識を取りまとめたものである.
デザイン業界を志し,学ぶなかで,なぜ製図が必要なのかと戸惑う方も多いかと思われる.製図とは実際のモノをつくる上での設計図なのは明白だが,実務では各デザイナーの「思考」や「想い」の表現でもある.これは建築,インテリアに関わらず,プロダクトや機械設計も同じだ.
設計者は自身が作図した図面をもとに,クライアント,施工者等へ説明,指示を行うことになるため,幅広い知識,諸々の対応力が求められる.とても責任が重い立場となるため,作図作業も慎重に進める必要がある.その一方,とてもやりがいのある仕事であることは間違いない.
読者の将来の実務基盤となることを願い,本書を編集した.

開催が決まり次第、お知らせします。

メディア掲載情報

公開され次第、お伝えします。