Autodesk Revit + Lumion ではじめる BIM&建築ビジュアライゼーション
内容紹介
2つのソフトを使いこなす技術をこれ1冊で
建築BIMソフトの定番「Revit」。高いグラフィック品質を誇るビジュアライゼーションソフト「Lumion」。各ソフトの基本操作はもちろん、建物のモデリング、データの連携、フォトリアルなCGパース制作、印象的なプレゼンテーションボードの作成まで、2つのソフトを併用した実用的なテクニックが1冊で学べる
玉井 香里 著
著者紹介
体裁 | B5変判・256頁(オールカラー) |
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定価 | 本体3800円+税 |
発行日 | 2023-03-01 |
装丁 | 美馬智 |
ISBN | 9784761532871 |
GCODE | 1088 |
販売状況 | 在庫◎ |
ジャンル | 製図技法・パース・インテリア |
教科書分野 | 建築製図・パース・色彩 |
※Autodesk®、Revit®は、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。Lumion®は、オランダのAct-3D® B.V.の登録商標です。
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第1章 Revitについて
1・1 BIMとは
1・2 Revitとは
1・3 建築のワークフローと本書の位置付け
1・4 教材データのダウンロードについて
1・5 ファミリとは
1・6 Revitのファミリのダウンロードについて
第2章 Revitの基本操作をマスターしよう
2・1 起動とホーム画面
2・2 プロジェクトの新規作成と終了
2・3 テンプレートを選択する
2・4 プロジェクトファイルを開く
2・5 プロジェクトファイルを保存する
2・6 ファイルを閉じる
2・7 作業画面の構成と役割
2・8 マウス操作
2・9 画面操作
2・10 ビュー
2・11 修正コマンド
2・12 設計の基本コマンド
第3章 Revitで事務所ビルをモデリングしてみよう
3・1 新規作成
3・2 敷地の作成
3・3 通り芯の作成
3・4 レベルの作成
3・5 柱の作成
3・6 梁の作成
3・7 壁の作成
3・8 カーテンウォールの作成
3・9 床の作成
3・10 天井の作成
3・11 窓の作成
3・12 ドアの配置
3・13 開口の配置
3・14 トイレブースの配置
3・15 衛生器具の配置
3・16 洗面カウンターの配置
3・17 流し台の配置
3・18 エレベーターの配置
3・19 寸法の入力
3・20 部屋の作成
3・21 階段の作成
3・22 基準階のグループ化
3・23 モデルグループのコピー
3・24 Revitデータの結合
3・25 階段の複製
第4章 Revitで図面を作成してみよう
4・1 シートの作成
4・2 平面図の作成
4・3 トリミング領域の設定
4・4 図面のレイアウト
4・5 印刷設定
4・6 印刷
4・7 PDFを作成する
第5章 RevitデータをLumionにインポートする準備をしよう
5・1 マテリアルの設定
5・2 Lumionプラグインのダウンロード
5・3 Revitデータのエクスポート
5・4 Live Syncについて
第6章 Lumionについて
6・1 Lumionとは
6・2 Lumionでできること
第7章 Lumionの基本操作をマスターしよう
7・1 起動と終了
7・2 スタート画面
7・3 言語の切り替え
7・4 新規作成
7・5 ファイルを開く
7・6 ファイルを保存する
7・7 編集モードの画面構成と役割
7・8 カメラモードの画面構成と役割
7・9 ムービーモードの画面構成と役割
7・10 パノラマモードの画面構成と役割
7・11 モデルのインポート
第8章 LumionでフォトリアルなCGパースを作成しよう
8・1 モデルをインポートする
8・2 マテリアルを貼る
8・3 オブジェクトを配置する
8・4 外部サイトで取得したマテリアルを使用する
8・5 照明を配置する
8・6 アングルを作成する
8・7 エフェクトを選択する
8・8 夜のシーン/雨・雪のシーンを作成する
8・9 静止画をレンダリングする
8・10 Revitのモデリングデータを更新する
8・11 別ファイルのエフェクトを活用する
第9章 プレゼンテーションボードを作ろう
9・1 シートを作成する
9・2 図面を配置する
9・3 CGパースを挿入する
9・4 文字を入力する
第10章 Lumionで360°パノラマデータを作ろう
10・1 アングルとエフェクトを設定する
10・2 MyLumionでパノラマ画像を作成する
10・3 パノラマ画像をレンダリングする
第11章 Lumionで動画を作成しよう
11・1 シーンを作成する
11・2 データのレンダリング
参考資料
本書は、BIMのソフトであるAutodesk®社のRevit®と、建築レンダリングソフトであるLumion®を使用して、建築の基本設計とプレゼンテーションを実践的に学ぶ入門書です*1、2。対象は、中小規模の建築設計事務所・建設会社に勤める実務設計者で、BIMや建築ビジュアライゼーションの実践に関心を持つ初学者としています。実務者以外にも、建築の専門学校や大学でも教材として活用していただくことを想定しています。本書でBIMと建築ビジュアライゼーションを学び、社会に出る前に基本をマスターすれば、企業から求められる人材となるでしょう。BIM(Revit)が使える人材は不足していますが、今後さらにBIMのスキルを持った人材が求められるようになります。
これまで、Revitの解説書は何冊か出版されてきましたが、Lumionの解説書は日本で初めての書籍となります。LumionのユーザーはこれまでLumionの販売代理店のHPやブログ、YouTubeの動画等インターネット上にある情報を頼りにLumionを学んでこられたと思いますが、書籍の出版を待ち望んでいた方は多いのではないでしょうか。限られたページ数の中で2つのソフトの解説をしようとすると、書き切れないことが多くありますが、基本的なことや初心者に伝えなければいけない重要なことについては省略せずに解説をしています。本書を入門書として基本をマスターしていただければ幸いです。
BIMについては大手のみならず徐々に中小規模の企業にも普及してきています。そんな中で、企業と競合になった際に「競合他社はLumionなどを使ってCGを作ってくるのでプレゼンで負けてしまう」という焦りの声を聞くことが度々あります。そんな話を聞く度に「プレゼンテーションの重要性」を感じます。そしてプレゼンテーションの手法は静止画から動画、VRへと日々進化しています。
Revitについては、設計段階によってどこまで仕上げを入力するかが変わってきます。本書ではRevitで基本設計をし、そのデータを活用してLumionでプレゼンをするという流れを学べる構成としました。基本設計にBIMを使うことで各段に効率が良くなります。まだ導入していない方は是非それを体験していただきたいと思います。
Lumionについては動画やVRでの活用もできますが、本書では入門書という位置づけの中で静止画の作成を中心にまとめています。動画は基本だけになりますが本書でレンダリングをして動画として出力するところまでの操作ができるようになっています。VRについても基本とレンダリング、出力方法について解説しました。
この本が少しでも皆さんと建築業界のお役に立てることを願っています。
2023年3月
Digital Archi Creation 玉井 香里
メディア掲載情報
開催が決まり次第、お知らせします。
本書は電子版も発行しております。大学・専門学校等の教科書、もしくは研修等のテキストとしてのご採用をご検討の場合は、こちらをご覧ください。
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☆ここに特典内容☆
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