一級建築士受験 超攻略テクニック 構造力学

一級建築士受験 超攻略テクニック 構造力学
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内容紹介

出題問題を徹底分析し、攻略超テクを披露。

一級建築士試験の構造力学に出題される問題を徹底分析し、「選択肢をすべて検討しなくても答えは導ける」「頻出問題なのでパターン違いを練習しておく」など、合格攻略の超テクニックを惜しげもなく披露するものである。累計9万部以上のロングセラー教科書「図説やさしい構造力学」著者が送る、これ以上ない受験テクニック本。


浅野 清昭 著   
著者紹介

体裁A5判・196頁(2色刷)
定価本体2300円+税
発行日2025-04-05
装丁KOTO DESIGN Inc. 山本剛史
ISBN9784761529246
GCODE6114
販売状況 在庫◎
ジャンル 資格試験/一級建築士
目次著者紹介はじめにレクチャー動画関連イベント関連ニュース

目次
はじめに
本書の構成

序 基本事項の確認

0-1 力の単位
0-2 力の足し算
0-3 力のモーメント
0-4 力の釣り合い
0-5 構造物のモデル化
0-6 反力の求め方
0-7 応力とは
0-8 応力の基本的解法切断法
0-9 曲げモーメントの実用的解法(試験場向き)
スパナ化法
0-10 ラーメンの曲げモーメント図の描き方

1 静定構造

1-1 曲げモーメントの値
1-2 条件付き(曲げモーメント= 0)問題
1-3 曲げモーメント図を選ぶ(静定ラーメン)
1-4 3ヒンジラーメン

2 トラス

2-1 平行弦トラス
2-2 三角形トラス
2-3 引張・圧縮の判断

3 断面の数量

3-1 断面二次モーメント
3-2 断面係数

4 応力度

4-0 応力度の公式
4-1 組合せ応力度(縁応力度の算定)
4-2 組合せ応力度(荷重の逆算)

5 たわみ

5-0 たわみ公式の覚え方
5-1 たわみの比(基本公式型)
5-2 たわみの比(断面が関係する問題)
5-3 荷重の比

6 構造物の種類と見分け方

7 柱の負担せん断力(不静定構造)

7-0 基本事項
7-1 水平力の分担比
7-2 柱のせん断力の大小関係

8 多層ラーメンの層間変位(不静定構造)

9 筋かい付きラーメン(不静定構造)

10 不静定構造を解く

10-1 不静定梁の基本的解法
10-2 曲げモーメント図を選ぶ(不静定ラーメン)
10-3 色々な力(不静定ラーメン)

11 座 屈

11-0 基本事項
11-1 弾性座屈荷重の大小関係
11-2 文章題

12 振 動

12-0 基本事項
12-1 固有周期の大小関係
12-2 最大応答せん断力の大小関係

13 全塑性モーメント

13-0 基本事項
13-1 全塑性モーメントの比
13-2 全塑性組合せ応力度

14 崩壊荷重

14-1 崩壊荷重の算定
14-2 色々な力(崩壊メカニズム)

15 稀に出る問題

15-1 梁の総合問題
15-2 トラスの崩壊荷重
15-3 剛体の回転
15-4 軸方向変位(伸び)
15-5 中立軸の位置

【著者】

浅野清昭(あさの・きよあき)

1961年京都府生まれ。京都工芸繊維大学大学院工芸学研究科建築学専攻修了。㈱間組技術研究所、〈専〉京都建築大学校を経て、2009年浅野構造力学研究所設立。一級建築士。著書に『図説 建築構造力学』『図説 やさしい構造力学』『やさしい 建築構造力学 演習問題集』『図説 やさしい構造設計』『図解 レクチャー 構造力学』『やさしい 建築構造設計 演習問題集』(いずれも、学芸出版社)。

【イラスト】

野村 彰(のむら・あきら)

1958年生まれ。京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒業。一級建築士。

本書を手に取っていただき、ありがとうございます!
私はこれまで数冊の構造力学書を手掛けてまいりましたが、内容の目安となるものとして、常に一・二級建築士の問題がありました。「構造力学を理解するだけでなく、建築士受験にも役立つもの」として世に出してまいりました。そのため、建築士問題の研究も長年行ってまいりました。本書はその成果を皆さんに提供するものです。

●基礎からの立ち上げ

一級建築士受験に向けて、構造力学の学習は久しぶりという方も多いのではないでしょうか。また、一度学んだけれど当時は挫折したという方も多いと思います。本書はそのような方々のために、序章で基本事項から掘り下げて解説を始めています。思い出し作業から始めてみてください。ただ、思い出すだけでなく「曲げモーメントって、せん断力ってこういうものなんだ!」と改めて理解していただければ本題の理解も進むことでしょう。

●本書の目的

一級建築士問題はただ「解ければよい」ではダメなのです。試験場の張りつめた雰囲気の中で実力を出すためには、自分自身にプレッシャーを掛けないように短い手数で、簡単に、正確に解くことが肝要なのです。一級建築士問題にはいくつかの出題パターンがあります。それぞれのパターンに対して作戦の立て方も違います。そのあたりの解法の機微を皆さんにコーチングすることが本書の目的なのです。
一級建築士問題全体(全 125問)から見れば構造力学はたかだか 6~ 7問です。しかし、これは学習すれば必ず得点できる大切な基礎点なのです。「構造力学は捨てよう」を実践した人で受かった人を見たことがありません。
構造力学は構造設計の道具でもあります。そのため、文章題の制覇には構造力学の知識・イメージが欠かせないのです。だから、まず本書で構造力学を制覇してしまいましょう!
本書があなたの構造力学制覇に役立てば幸いです。

令和 7年 2月 20日
浅野 清昭

開催が決まり次第、お知らせします。

メディア掲載情報

公開され次第、お伝えします。