超入門Autodesk 3ds Max建築ビジュアライゼーション
内容紹介
建物の特徴と魅力を最大限に表現できる話題の3DCGソフト、Autodesk 3ds Maxでビジュアルパースを学ぼう。1頁1コマンドの日めくり感覚を盛り込んだページ構成で、初学者でも達成感を得やすく、挫折しにくい工夫が盛りだくさんのチュートリアル。実務者の自学自習用として、またデザイン系専門学校、大学の教材にも最適の一冊。
■本書解説で使うデータは、著者のwebサイトでダウンロードできます。
体 裁 A5・208頁・定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-7615-2550-7
発行日 2013/04/15
装 丁 林 彩
Ⅰ 戸建住宅
Vol.1 モデリング
Vol.2 マテリアル貼り
Vol.3 レンダリング設定
Vol.4 レタッチ
Ⅱ 店舗設計
Vol.5 モデリング
Vol.6 マテリアル貼り
Vol.7 レンダリング・レタッチ
「建築CGは苦手やねんな…」
教えに行った学校先で言われた、最初の一言でした。
そこから生徒たちの「CG苦手克服」授業が、私のミッション(使命)になりました。
本書では、建物の特徴と魅力を、最大限に3Dで表現できる建築・空間デザインに特化した、広告業界でも話題のビジュアルプレゼンパースを学びます。
実制作にはAutodesk 3ds Max、Adobe Photoshopを使用します。
「3Dソフトが苦手…」という方でも、大丈夫です!!
授業で使ってきた図解付きチュートリアルを基に、さらに丁寧に指導することで、短時間で、簡単に身につくよう心掛けて本書を作りました。1ページに1作業でサクサク進むことを製作理念として掲げ、まるで「日めくりカレンダー」のように楽しく覚えてもらえます。
私が教鞭を執る専門学校で本書デモ版を使用したところ、飛躍的に作業効率があがり、頭の中で表現したい形やデザインが3Dを介して、ビジュアライズ(可視化)されることで、生徒たちが目視で達成感を味わえて、クリエイティブ作業により集中できるようになりました。
「先生! CG苦手じゃなくなった! 授業楽しいで!」
幸福な言葉を生徒からいただけました。
この教科書を広く使っていただくようになれば、さらに講師冥利に尽きます。
また、本書を制作するにあたり、作品をご提供くださいました諸学校の方々、この企画を採用してくださった学芸出版社の皆さま、さらにいつも技術的なサポートや心の支えになってくれる家族には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
櫛間勝義