都市計画の挑戦

目 次


 

1部 現実からの変革−−−地方分権と市民参加

 

1章 地方公共団体の文脈から見た都市計画----小川富由

  1. 都市計画を現場から見なおす
  2. 都市計画の執行組織の横顔
  3. 都市計画制度の難しさ
  4. 何が日本の都市計画に欠けているために都市計画は難しいのか
  5. 都市計画制度の新たなグランドデザインを目指して

2章 都市計画と市民参加(横浜を例として)----木下眞男

  1. 変革期を迎えた都市
  2. インフラ層とともにコミュニティ層のための都市計画
  3. 街づくりのあり方
  4. 市民参加に問われていること
  5. 市民参加のあり方
  6. 地方自治体の役割
  7. 横浜における街づくりと市民参加

3章 生活の質から見た都市計画----蓑原 建

  1. 街再生の新しい動き
  2. エンバーカデロ・フリーウェー サンフランシスコ・ウォーターフロントの変貌
  3. プレシディオ クリッシー・フィールドの未来
  4. フェリー・マーケット
  5. SoHo, SoMa, SoDo, LoDo...
  6. ワン・コロラド カリフォルニア州パサデナ
 

2部 基盤の再構築−−−新たな公共性への挑戦

 

1章 都市計画、土地利用・建築規制はなぜ必要なのか----大方潤一郎

  1. 建築規制の始まり 市街地特有の危険の防止
  2. 公共施設配置の計画 効率的な整備のために
  3. 土地利用配置の計画と規制 隣近所に迷惑をかけないために
  4. 計画の確定性と柔軟性 完成予想図としての計画から継続的再配置の計画へ
  5. 変容する地区環境の誘導 共同管理の規約としての土地利用規制
  6. 誰がどうやって決めるべきか 建築形態規制と密度規制(特に容積率規制)について
  7. 都市の境界 市街地の非計画的拡散に対する規制

2章 都市計画の評価----吉川富夫

  1. 社会的共通資本としての都市構造
  2. 「近代都市計画」から「現代都市計画」へ
  3. 行政管理から「新公共経営」へ
  4. 自治体の都市計画の評価

3章 自律支援による新たな公共性への方途----若林祥文

  1. 社会的共通資本としての都市計画
  2. 垂直的な関係を成立させる自律支援の考え方
  3. 自律支援の考え方による新たな公共性の確立
  4. 計画の信頼性の回復を目指して

4章 都市計画と公共性----中井検裕

  1. 都市計画の公共性に対する不信と「新しい公共性」論
  2. 相対主義からの公共性考と都市計画システム
  3. 公共的結合と地域の共同体
  4. 公共性の再構築に向けて
 

3部 パラダイムの転換−−−新しい都市計画の構想

 

1章 21世紀の都市像へ向けて都市計画に求められるもの----西村幸夫

  1. 分権論議と都市計画制度の変革
  2. 21世紀の都市像へ向けて
  3. 細部を支える大きな構想

2章 21世紀の都市計画の枠組みと都市像の生成(都市デザインの試みから)----佐藤 滋

  1. 都市計画の批判、そして都市デザインへ
  2. 都市像の共有へ
  3. 都市デザインを取り巻く21世紀社会の環境と基本的枠組み
  4. 現代都市デザインの到達点
  5. 21世紀の都市計画 その枠組み

3章 21世紀都市計画の展望----蓑原 敬

  1. 変わっていく都市のイメージ、その背景
  2. 21世紀日本の都市計画体系

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