港町の近代


著者紹介

岡本哲志(おかもと さとし)
1952年東京都中野区生まれ。法政大学工学部建築学科卒業。
都市・建築設計室T・E・Oを経て、1984年4月に岡本哲志都市建築研究所を設立。現在岡本哲志都市建築研究所代表、博士(工学)。法政大学大学院エコ地域デザイン研究所兼任研究員。武蔵野美術大学特別講師、NHK文化センター講師、恵泉女学園恵泉銀座センター講師、日本の港町研究会代表。
専攻:都市形成史、都市論。
国内外の都市と水辺空間の調査・研究に長年携わる。銀座、丸の内、日本橋など東京の都市形成史の研究は様々な角度から30年以上続ける。また、日本の港町は20年以上調査・研究を積み重ねてきた。雑誌『フロント』(リバーフロント整備センター)において、「水のまちのアイデンティティ」と題して2005年4月号から2007年3月号まで、24回連載執筆した。雑誌『Argus-eye』(日本建築士事務所協会連合会)において2007年11月号から港町を中心とした日本の水辺都市に関する連載を再び行っている。
〈主な近刊著書〉
『銀座四百年―都市空間の歴史』(講談社選書メチエ、2006年)
『江戸東京の路地―身体感覚で探る場の魅力』(学芸出版社、2006年)
『銀座―土地と建物が語る街の歴史』(法政大学出版局、2003年)
『東京エコシティ―新たなる水の都市へ』(共編著、鹿島出版会、2006年)
『水辺から都市を読む―舟運で栄えた港町』(共編著、法政大学出版局、2002年)
『舟運都市―水辺からの都市再生』(共著、鹿島出版会、2008年)など

石渡雄士(いしわた ゆうし)……3章を執筆協力
1977年神奈川県横浜市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修士課程修了。現在法政大学大学院工学研究科建設工学専攻博士後期課程在籍。法政大学大学院エコ地域デザイン研究所R・A、横浜市景観ビジョン検討委員(2005年〜2006年)、日本の港町研究会副代表。
『東京エコシティ―新たなる水の都市へ』(共著、鹿島出版会、2006年)
報告書『ヨーロッパの運河―その歴史と再生への動き』(共著、法政大学大学院エコ地域デザイン研究所、2007年)など

小谷慎二郎(こたに しんじろう)……2章を執筆協力
1981年兵庫県生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修士課程修了。現在大和ハウス工業株式会社勤務。日本の港町研究会会員。
報告書『水から見た京都―都市形成の歴史と生活文化』(法政大学大学院エコ地域デザイン研究所、2007年)など

八木邦果(やぎ くにか)……4章を執筆協力
1982年神奈川県生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修士課程修了。現在ミサワホーム商品企画部勤務。日本の港町研究会会員。
報告書『日本の近代港町―その基層と空間形成原理の発見』(共著、法政大学大学院エコ地域デザイン研究所、2005年)

大森彩子(おおもり あやこ)……2章、3章を執筆協力
1982年東京都東大和市生まれ。法政大学工学部建築学科卒業。現在横浜市役所勤務。日本の港町研究会会員。
報告書『日本の近代港町―その基層と空間形成原理の発見』(共著、法政大学大学院エコ地域デザイン研究所、2005年)