都市美


著者紹介
◆編著者
西村幸夫(にしむら・ゆきお)
1952年福岡県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。明治大学助手、東京大学助教授を経て、現在、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授。この間、アジア工科大学助教授、マサチューセッツ工科大学客員研究員などを歴任。工学博士。
著書に『都市保全計画』(東京大学出版会)、『環境保全と景観創造』『西村幸夫都市論ノート』(以上、鹿島出版会)、『町並みまちづくり物語』『歴史を生かしたまちづくり』(以上、古今書院)、『日本の風景計画』『都市の風景計画』(以上、共編、学芸出版社)など。

◆執筆者
宮脇 勝(みやわき・まさる)
1966年北海道生まれ。北海道大学建築工学科卒業、東京大学大学院都市工学専攻修士・博士課程修了。ローマ大学留学(イタリア政府給費留学生)。北海道大学助手を経て、千葉大学都市環境システム学科助教授。博士(工学)。共著書に『欧米のまちづくり・都市計画制度』『日本の風景計画』『都市を保全する』『都市の風景計画』。

鳥海基樹(とりうみ・もとき)
1969年埼玉県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修士課程修了。フランス国立パリ社会科学高等研究院(EHESS)博士課程修了。博士(都市学)。現在、首都大学東京都市環境学部建築・都市コース専任講師。著書に『オーダー・メイドの街づくり―パリの保全的刷新型「界隈プラン」』(学芸出版社)など。

赤坂 信(あかさか・まこと)
1950年新潟県生まれ。千葉大学大学院修士(造園学専攻)課程修了。ハノーファー大学(造園史・都市緑地史)留学(西独政府給費留学)。現在、千葉大学園芸学部助教授。日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。日本ICOMOS理事。著書に『森林観の変遷と環境認識』(講座「文明と環境」)、『新・町並み時代』(共著)など。

井川博文(いかわ・ひろふみ)
1974年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院修士課程修了。同大学院博士課程を中退。1998〜99年までワイマール大学留学。2000〜2003年までアーヘン工科大学文化財保存学研究室客員研究員。共著書に『ヨーロッパ諸国の文化財保護制度と活用事例ドイツ編』。

中井検裕(なかい・のりひろ)
1958年大阪府生まれ。東京工業大学工学部社会工学科卒業、同大学院理工学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。専門は都市計画。博士(工学)。著書に『都市の風景計画』『日本の風景計画』『都市計画の挑戦』(いずれも共著、学芸出版社)など。

田中暁子(たなか・あきこ)
1978年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院修士課程修了。同大学院博士課程在学中。2003年よりブリュッセル自由大学に留学(ベルギーフランス語圏共同体奨学金留学生)。論文に「シャルル・ビュルスの都市設計思想―ブリュッセルにおける都市開発を通して」(都市計画論文集)など。

阿部大輔(あべ・だいすけ) 
1975年米国ハワイ州生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学工学部都市工学科修士課程修了後、同大学院博士課程。現在、スペイン政府給費留学生としてカタルーニャ工科大学バルセロナ高等建築学校博士課程に在籍。論文に「ミクロの都市計画の思想」『地域開発』2005年4月号など。

秋本福雄(あきもと・ふくお)
1946年埼玉県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院修了。神奈川県庁、東海大学教授を経て、現在、九州大学大学院環境都市部門教授。この間、カリフォルニア大学都市地域開発研究所客員研究員。日本都市計画学会論文賞受賞。著書に『パートナーシップによるまちづくり アメリカの経験』(学芸出版社)など。

坂本圭司(さかもと・きよし)
1969年東京都生まれ。工学院大学大学院工学研究科修士課程修了。シンシナティ大学大学院修士課程(建築学)修了。東京大学大学院博士課程単位取得退学。論文に「シカゴ市ゾーニング条例における高層建築物の形態規制成立に関する研究」(日本建築学会計画系論文集)他。

出口 敦(でぐち・あつし)
1961年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院博士課程修了(工学博士)。1987年IFHP設計競技最優秀賞受賞。現在、九州大学大学院人間環境学研究院都市・建築学部門助教授。著書に『市街地再生と持続可能なまちづくり』、『まちづくりデザインのプロセス』(いずれも共著)など。

中島直人(なかじま・なおと)
1976年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院修士課程修了。修士論文「二〇世紀前半における都市美を巡る一連の運動」で日本建築学会優秀修士論文賞受賞。現在、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻助手。著書に何れも共著で、『日本都市計画学会五十年史』『日本の風景計画』『景観法を活かす』。

下村彰男(しもむら・あきお)
1955年生まれ。東京大学農学部林学科卒。潟宴bク計画研究所を経て、現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授(森林風致計画学研究室)。専門は造園学、観光・レクリエーション計画論。エコツーリズム、各地域の農林業景観を研究。共著に『人と森の環境学』『ランドスケープのしごと』『シビック・ランドスケープ』など。