都市再生の都市デザイン
目 次
第1章 都市再生の都市デザイン
1・1 社会変化と都市再生 13
1 都市づくりを取り巻く今日的状況 13
2 高度成長期から今日につづく都市づくり 18
3 都市づくりの今後の方向 21
1・2 都市再生の都市デザイン 27
1 都市づくりにおける都市デザイン 27
2 都市デザインの現在とこれから 28
1・3 都市デザインの領域 33
1 本書の目的 33
2 用語と都市デザインの領域 34
第2章 都市開発プロジェクトの計画プロセス
2・1 構想、計画体系の現状 41
1 体系未確立の背景と体系化の方向 41
2 既往の体系―土地区画整理事業における場合 43
2・2 事例プロジェクトにおける構想、計画づくりの実態 46
1 事例プロジェクトの概要 47
2 事例プロジェクトにおける構想、計画づくりの実態 55
3 構想、計画づくりの段階区分 60
2・3 都市開発プロジェクトの計画プロセス 64
1 基本構想段階 64
2 基本計画段階 68
3 設計段階 74
4 工事監理段階 78
第3章 都市デザインの実際―事例プロジェクトにおける取り組み
3・1 基本構想段階 99
1 土地利用の誘導に配慮した幹線道路等の受け止め 99
2 空間構造の明確化や土地利用の誘導に配慮した地区内道路網の構成 104
3 地区全体にわたる骨格的な空間構成 105
4 事業性や空間構成に配慮した鉄道高架位置の選定 107
5 空間構成のための基盤施設の配置と土地利用、換地の工夫 109
6 空間構成や歩行者空間の連続性に配慮した駅前広場の形状、駅位置の選定 113
7 土地利用誘導や土地利用意向等に対応した土地利用、換地の想定 114
8 土地利用誘導に配慮した先行的立地施設の配置と換地想定 115
9 都市デザインの展開も含めた関係機関の役割分担 117
10 都市デザインの展開にも配慮した事業区域の設定 118
3・2 基本計画段階 120
1 地区全体にわたる骨格的な空間構成の具体的展開 120
2 空間構成の枠組みに沿った空間の特色づけ 122
3 各部の空間構成並びに道路の機能、構造等に対応した道路空間の構成 124
4 ネットワークやシークエンスの構成に配慮した歩行者路や広場の計画 128
5 賑わいづくりや周辺建物との空間づくりに配慮した駅前広場の計画 131
6 空間の魅力を高める土地利用、基盤施設、具体化手法の三位一体的計画づくり 134
7 建物の粗設計 139
8 建物の設計に対する要請事項の洗い出し 141
9 主要建物等についての計画、設計調整 145
10 基盤施設と隣接宅地との一体的な利用や空間構成 147
11 地下施設と地上施設との調整 149
12 鉄道高架構造物や道路橋の構造形式、意匠等の計画 151
13 高架下駅舎の計画並びに高架下空間の利用計画 153
14 基盤施設、建物外構のランドスケープ・デザインの枠組みの計画 155
15 パブリック・アートの導入に係わる基本的考え方の提示 156
16 各計画間の総合調整と都市計画決定、事業計画案の取りまとめ 158
3・3 設計段階 163
1 設計に対する都市デザインについての要請事項の取りまとめ 163
2 設計を担当する専門デザイナーの決定 165
3 専門デザイナーへの都市デザインに係わる考え方、要請事項の伝達 167
4 景観形成のために導入する事業の特定と地区計画案の取りまとめ 168
5 空間構成を実現するための換地設計 170
6 ランドスケープ・デザインのマスタープランづくり 171
7 個々の基盤施設の設計 174
8 建物の設計と協議の場の設置 177
9 基盤施設と隣接する建物との一体的設計 181
10 基盤施設と建物外構との一体的設計 183
11 パブリック・アートの設置 186
12 工事段階等にある施設との設計調整 187
13 設計段階の取り組みの基本である協働と調整 189
3・4 工事監理段階 191
1 工事監理への設計者の参加 192
2 事業主体に求められる工事監理の徹底 194
3 構想、計画段階からの計画者の工事監理への参加 195
4 充分な設計図書が可能にする高い施工水準 197
5 現場模型(モック・アップ)による施工の確認 198
6 構想、計画段階の検討の工事への反映 199
7 公共工事の単年度発注の原則がもたらす弊害の是正 200
8 工事段階における事業主体間の連携、調整の推進 202
9 完成後の施設の利用や維持、管理に係わるルールづくり 203
第4章 都市デザイン展開の体系
4・1 都市デザインの取り組みの吟味 209
1 取り組みの蓋然性 209
2 取り組みの必要性、網羅性 210
3 特定のデザイン対象に係わる取り組みの必要性 213
4 取り組みの時機 214
5 都市デザインに係わる取り組みのチェックリスト 214
4・2 都市デザイン展開の体系 215
1 基本構想段階 215
2 基本計画段階 219
3 設計段階 223
4 工事監理段階 226
第5章 都市デザインの技法と実現のための方策
5・1 基本構想段階 231
1 都市デザインに係わる取り組みの全体像 231
2 都市デザインの技法と実現のための方策 233
3 計画主体や計画者に求められる資質、経験 252
5・2 基本計画段階 256
1 都市デザインに係わる取り組みの全体像 256
2 都市デザインの技法と実現のための方策 258
3 計画主体や計画者に求められる資質や経験 276
5・3 設計段階 279
1 都市デザインに係わる取り組みの全体像 279
2 都市デザインの技法と実現のための方策 282
3 事業主体や計画者に求められる資質 305
5・4 工事監理段階 308
1 都市デザインに係わる取り組みの骨格 308
2 都市デザインの技法と実現のための方策 310
3 事業主体や計画者に求められる資質 322
第6章 今後の都市デザイン展開の充実に向けて
1 都市デザイン展開の体系の確立と共有 327
2 調整の場の設置 327
3 多様な専門分野の参加と協働(コラボレーション) 328
4 コーディネーターの登用 329
5 制度の充実、慣行の改善 330
6 人材の養成 331
7 公民意識の醸成と住民参加 332
8 都市デザイン評論の展開 333
あとがき 334
学芸出版社
トップへ
学芸ホーム頁に戻る